ニッコロ・マキャヴェッリ

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[編集] ニッコロ・マキャヴェッリ (1469年 - 1527年)

Niccolò Machiavelli。イタリア、ルネサンス期のフィレンツェの政治家・政治思想家。

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[編集] 『君主論』 Il Principe, 1513

英語から重訳

  • おのれの財産と名誉に関係しないなら、大多数の人は満足のうちに生活する。
    • 19章。
  • 君主は、約束を破る正当な理由に決して欠くことがない。
    A prince never lacks legitimate reasons to break his promise.
  • 統治者の知能を評価する第一の方法は、彼の周りにいる人を見ることだ。
    • 22章。
  • 知性には三種類ある。第一のものは独力で[物事を]理解する。第二のものは他人が理解したものを評価できる。第三のものはそれ自体でも理解せず他から示されたものを理解することもない。第一のものがもっとも優れており、第二のものはよく、第三のものは無益である。
    There are three classes of intellects: one which comprehends by itself; another which appreciates what others comprehend; and a third which neither comprehends by itself nor by the showing of others; the first is the most excellent, the second is good, and the third is useless.
    • 22章。


wikipedia日本語版より転載


  • 人はささいな侮辱には仕返ししようとするが、大いなる侮辱にたいしては報復しえない(第3章)
  • ほかの誰かをえらくする原因をこしらえる人は、自滅する(同上)
  • これまで自由な生活になじんできた都市の支配者を志しながら、その都市を滅ぼさない人間は、逆に都市から破滅させられるのを待つがいい(第5章)
  • 民衆に何かを説得するのは簡単だが、説得のままの状態に民衆をつなぎとめておくのがむずかしい(第6章)
  • 人間は恐怖心でも憎しみからでも、危害を加えようとする(第7章)
  • えらい人たちのあいだでは、新たに恩義を受ければ、昔の遺恨が水に流されるなどと思うのは、大きな間違いだ(同上)
  • 加害行為は、一気にやってしまわなくてはいけない(第8章)
  • 恩恵は、よりよく人に味わってもらうように、小出しにやらなくてはいけない(同上)
  • 民衆は、貴族の命令や抑圧を受けるのを嫌い、貴族は民衆に命令し抑圧しようと望む(第9章)
  • 貴族たちの欲求は、第三者をしいたげなくては、まともにかなえられない(同上)
  • 貴族は機を見るに敏であり、したたかだから、つねに保身に先走って、勝ち目のあるほうに取り入ろうとする(同上)
  • しっかりとあなたと結びついていて、しかも強欲でない人であれば、賞揚し大切にすべきである(同上)
  • 人間というものは、危害を加えられると信じた人から恩恵を受けると、恩恵を与えてくれた人に、より以上の恩義を感じるものだ(同上)
  • 死がはるか彼方にあるときは、誰もが、わが君のために死をも辞さない、と言ってくれる(同上)
  • 人間というものは、恩恵を受けても恩恵をほどこしても、やはり恩義を感じるものである(第10章)
  • しっかりした軍隊をもたないところ、よい法律が生まれようがなく、しっかりした軍隊があってはじめて、よい法律がありうる(第12章)
  • 勝ちたくないと思う人は、せいぜい外国の支援軍を利用するといい(第13章)
  • 他人の武器というものは、あなたの背中からずり落ちるか、重荷になるか、それともあなたが窮屈を我慢するか、いずれかになるものだ(同上)
  • 思慮のとぼしい人間は、あるとき美味を味わうと、その底に毒がひそんでいるとは気づかずに、さっそく飛びついてしまう(同上)
  • 人が現実に生きているのと、人間いかに生きるべきかというのとは、はなはだかけ離れている(第15章)
  • 何ごとにつけても善い行いをすると広言する人間は、よからぬ多数の人々の中にあって、破滅せざるをえない(同上)
  • 一つの悪徳を行使しなくては、政権の存亡にかかわる容易ならざるばあいには、悪徳の評判など、かまわず受けるがよい(同上)
  • 大事業はすべて、けちと見られる人物の手によってしかなしとげられていない(第16章)
  • 君主たる者は、冷酷だなどの悪評をなんら気にかけるべきではない(第17章)
  • 人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を容赦なく傷つけるものである(同上)
  • 君主は、狐とライオンに学ぶようにしなければならない(第18章)
  • 人間は邪悪なもので、あなたへの約束を忠実に守るものでもないから、あなたのほうも他人に信義を守る必要はない(同上)
  • 人間は、いたって単純であり目先の必要性にはなはだ動かされやすいから、だまそうと思う人にとって、だまされる人はざらに見つかる(同上)
  • 君主は、よい気質を何から何まで現実にそなえている必要はない。しかし、そなえているように見せることが大切である(同上)
  • 総じて人間は、手にとって触れるよりも、目で見たことだけで判断してしまう(同上)
  • 大衆はつねに、外見だけを見て、また出来事の結果で判断してしまうものだ(同上)
  • 世の中にいるのは大衆ばかりだ(同上)
  • 君主は恩恵を与える役はすすんで引き受け、憎まれ役は他人に請け負わせればいい(第19章)
  • 人に恨みを受けるのは、悪行だけでなく、善行からも生まれる(同上)
  • 運命は、新人の君主を大物にしたてようとするとき、わざわざ彼らに敵をこしらえて戦いを強いる(第20章)
  • もし最上の要塞があるとすれば、それは民衆の憎しみを買わないことである(同上)
  • 側近が有能で誠実であれば、その君主は聡明だと評価してまちがいない(第22章)
  • 人はやむをえない状況から善人になっているわけで、そうでもなければ、きまってあなたにたいして邪になるものだ(第23章)
  • 誰かが助け起こしてくれるような事態は、まず起こりはしない。かりに起きたところで、そんな備えは、あなたの意志によるのでなく、臆病から生じたものだから、安全策とはなりえない(第24章)
  • かりに運命が人間活動の半分を、思いのままに裁定しえたとしても、少なくともあとの半分か、半分近くは、運命がわれわれの支配にまかせてくれているとみるのが本当だと、わたしは考えている(第25章)
  • ある道を進んで繁栄を味わった人は、どうしてもその道から離れる気になれない(同上)
  • 人は、慎重であるよりは、むしろ果断に進むほうがよい(同上)
  • 運命は女神(女性)だから、彼女を征服しようとすれば、打ちのめし、突きとばす必要がある(同上)

[編集] 帰せられるもの

  • 敵には小さな傷をつけるな。
    Never do an enemy a small injury.


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