川上不白

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』

川上不白 (1716-1807)[編集]

かわかみ ふはく。18世紀の日本の茶人。不白流開祖。表千家7代如心斎の命により江戸へ下り表千家流茶道を「江戸千家」として広めた。江戸千家流の開祖。

守・破・離[編集]

  • 守ハマモル、破ハヤブル、 離ハはなると申候。弟子ニ敎ルハ此守 と申所計也。弟子守ヲ習盡し能成候へバ自然と自身よりヤブル。これ上手の段なり、さて、守るにても片輪、破るにても片輪、この二つを離れて名人なり、前の二つを合して離れてしかも二つを守ること也。 --『不白筆記』(1794年)
  • 守は下手、破は上手、離は名人。 --『茶話集』