式子内親王
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[編集] 式子内親王 (1149年~1201年)
式子内親王(しょくしないしんのう(しきしともいう)平安時代末期の皇族、歌人。
[編集] 和歌
- 玉の緒よ 絶えなばたえね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする - 『新古今和歌集』後に藤原定家により小倉百人一首に収録。
- ながめつる今日は昔になりぬとも軒端の梅はわれを忘るな
- 今桜咲きぬと見えてうすぐもり春にかすめる世のけしきかな
- はかなくてすぎにしかたをかぞふれば花に物思ふ春ぞ経にける
- 八重匂ふ軒端の桜うつろひぬ風より先に訪ふ人もがな
- 花は散りてその色となくながむればむなしき空に春雨ぞ降る
- 忘れめや葵を草に引き結び仮寝の野べの露のあけぼの
- 声はして雲路にむせぶ時鳥涙やそそく宵の村雨
- かへりこぬ昔を今と思ひ寝の夢の枕に匂ふ橘
- 窓近き竹の葉すさぶ風の音にいとど短きうたた寝の夢
- うたた寝の朝明の袖にかはるなりならす扇の秋の初風
- 跡もなき庭の浅茅に結ぼほれ露の底なる松虫の声
- 桐の葉も踏みわけがたくなりにけり必ず人を待つとなけれど
- さむしろの夜半の衣手冴え冴えて初雪白し岡の辺の松
- 忘れてはうち嘆かるる夕かな我のみ知りて過ぐる月日を
- 我が恋は知る人もなしせく床の涙もらすな黄楊の小枕
- 恋ひ恋ひてそなたになびく煙あらば言ひし契りの果てとながめよ
- 夢にても見ゆらむものを歎きつつうちぬる宵の袖の気色は
- 時鳥そのかみ山の旅枕ほの語らひし空ぞ忘れぬ
- 静かなる暁ごとに見渡せばまだ深き夜の夢ぞ悲しき