出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』

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うめについての引用句。諺。春の季語

  • 吾妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心むせつつ むせ来る - 大伴旅人『万葉集』
  • ふればごとに花ぞさきにけるいづれを梅とわきてをらまし - 紀友則
    「木ごと」(木毎)は、梅をあらわしたもの。漢詩の技法である離合詩を採り入れた和歌。
  • なにはづに咲くやこの花冬こもり今は春べと咲くやこの花 -王仁?
    『古今和歌集』仮名序に引かれる。
  • 梅花を折りて頭に挿(さしはさ)めば 二月(じげつ)の雪は衣に落つ
    折梅花而插頭 二月之雪落衣 -橘在列「子日」
    『和漢朗詠集』所収。
  • シテ「や、花の香の聞こえ候。いかさまこの花散り方になり候ふな。
    ワキ「おうこれなる籬の梅の花が、弱法師が袖に散りかかるぞとよ。
    シテ「うたてやな難波津の春ならば、ただこの花とこそ仰せあるべきに〽今は春べも半ばぞかし。梅花を折つて頭に挿(さしはさ)まざれども、二月(じげつ)の雪は衣に落つ。あら面白の花の匂ひやな。 -観世元雅「弱法師」(観世流)
    ワキ:高安通俊 シテ:俊徳丸
  • 君ならで誰にか見せむ梅の色をも香をも知る人ぞ知る - 紀友則『古今和歌集』
  • 春の夜のはあやなし梅の花色こそみえね香やはかくるる - 凡河内躬恒
  • 吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな - 菅原道真
  • いでていなば主なき宿と成ぬとも軒端の梅よをわするな - 源実朝『吾妻鏡』
  • しら梅に明(あく)るばかりとなりにけり - 与謝蕪村