大本神諭
表示
大本神諭(おおもとしんゆ)は新宗教大本の教典。お筆先とも呼ばれる。
大本神諭
[編集]- 三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世に成りたぞよ。梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。
日本は神道、神が構はな行けぬ国であるぞよ。外国は獣類の世、強いもの勝ちの、悪魔ばかりの国であるぞよ。日本も獣の世になりて居るぞよ。
外国人にばかされて、尻の毛まで抜かれて居りても、未だ眼が党めん暗がりの世になりて居るぞよ。是では、国は立ちては行かんから、神が表に現はれて、三千世界の立替へ立直しを致すぞよ。- 第一輯(明治二十五年旧正月)
- 用意を成されよ。この世は全然、新つの世に替へて了ふぞよ。三千世界の大洗濯、大掃除を致して、天下泰平に世を治めて、万古末代続く神国の世に致すぞよ。神の申した事は、一分一厘違はんぞよ。毛筋の横巾ほども間違いは無いぞよ。これが違ふたら、神は此の世に居らんぞよ。天理、金光、黒住、妙霊、先走り、とどめに艮の金神が現はれて、世の立替を致すぞよ。
- 第一輯(明治二十五年旧正月)
参考文献
[編集]- 出口ナオ 著、村上重良 編『大本神諭 天の巻』 347巻、平凡社〈東洋文庫〉、1979年。
外部リンク
[編集]- 大本神諭(エスペラント訳)