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大西玉

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
大西玉(大正末年)

大西 玉(おおにし たま、1916年 - 1969年)(みろく様)は、日本の宗教家。ほんぶしんの創始者。

発言

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みろく [大西玉姫]『宇宙本体論』プラスワン出版社、1994年4月26日。ISBN 4-938753-90-1
  • 七転び八起きに拓く茨みち、招く教えの光求めて
  • 神ありて我あり
我欲忘れて報恩
理を立てて身が立つ
今を全う
  • 生も死も、借りしものにはなかりけり
ただあるものは、神のおもわく

天啓御教書

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  • 物極不滅は神完全
陰陽自存の大精神
宇宙の極は心のみ
神独創の世の起源
継続体系とり進む
陰陽電気の力業
  • 真の自由は現実に
根元自在の二神のみ
神はすべての因なりて
われらの住居は結果境
神人それぞれ本質は
能動受動の電気にて
常にわれらは依存した
力と力の対心形
  • 秩序は完全組織なリ
万象すべては神の意志
進化の歴史の指すところ
神に目的ある証拠
神の目的神中心
真の宗教羅針盤
完全和合の西世界
神の理想の反射鏡
  • 人間理性の真意義は
神の理想の理解なり
善悪是非の判別も
神目的が正基準
人生意義はここにあり
建設努力が人の義務
  • 神こそわれらの真の父母
進化過程は根元に
われら育てる親心
示せる神の完全愛
万差のわれら境遇は
霊魂不減の証左なり
  • 心は霊の活動態
生とは新の旅にして
各自に応じた続き道
生活体の死の崩壊
神訓育の中休み
次生に備えた衣裳替え
すべては借物自体は無
刹那連続反応態
  • 運命宿命神の意図
知らでも目的コース行く
生死浮沈もことごとく
各自を仕込む仕組みにて
神目的の部品なり
神おもわくの個性づくり
人力無なり死が正体
心だけなる神の守護
  • 神の世界は理の支配
環境いっさい天の声
目的物の全人間
互いに鏡で映り合う
自己が行為はみな還る
善悪因果の訓育法
神の摂理は完全綱
水も漏らさぬ理の裁き
  • 神は完全終始無し
神の性格天理なり
天理に基づく理の指針
神の手段は神の価値
全哲証拠神の型
いかなるものも破壊不可
現象界に終始して
神本質を知らざるの
枝の教えは道すがら
根を知るまでの段階期
  • 開闢以来の天啓道
世界最後の元の声
天祖の教えは全哲理
神目的の証拠道
すべてに神の型示す
予言満載着実に
旬に応じた的中を
示す尊き理のふしん
  • 惨たり道の沿革史
苦難が実る黎明期
ひながた踏んだほんぶしん
死灰で死滅の世直しに
既成の殻を打ち破る
神おもわくの正解教
  • 道人没我でひのきしん
神の世ゆえに神一条
意義にめざめた正人間
熱誠貫く神の使者
天理の大道打ち出して
正当教理で世に先駆
世にも珍し助けなす
神宿望の到達期
  • 理想実現初代には
神代初めの基盤なる
みろくぼさつの完全教
元のふしんのみろくの世
つとめの目当は甘露台
南無全世界済渡する
  • 不滅教えの発光体
神名代の元親本尊
一れつ助けの元の親
全人類の真の親里

引用

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  • みろく様 - この御名前を呟くとき、私の胸は、言い知れぬ感動と哀惜の念で、いっぱいになる。哀惜の念とは、このほんぶしんの基盤をつくられるために今日は、という日のなかった御心労の歳月である。偉大なお方であった。女性ながら、獅子のように毅然として、そして、童子のように純粋であらせられた。哲学的な思考、深い洞察力を備えつつも、すべて御心に響いてくる神様の仰せが、定規であった。