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2006年5月11日 (木) 16:32時点における版

愛知県に関する引用句。三河とも呼ばれる。

東下り
  • むかし、おとこありけり。そのおとこ、身をえうなき物に思なして、にはあらじ、あづまの方に住むべき國求めにとて行きけり。もとより友とする人ひとりふたりしていきけり。道知れる人もなくて、まどひいきけり。三河の國、八橋といふ所にいたりぬ。そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、橋を八つわたせるによりてなむ、八橋といひける。…… その澤にかきつばたいとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を句の上にすへて、旅の心をよめ」といひければ、よめる。
    唐衣きつゝなれにしつましあればはるばるきぬるをしぞ思ふ
    伊勢物語