「和泉式部」の版間の差分

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*今はただそよそのことと思ひ出でて忘るばかりの[[憂愁|憂き]]こともがな
*今はただそよそのことと思ひ出でて忘るばかりの[[憂愁|憂き]]こともがな

*はかなしとまさしく見つる夢の世をおどろかで寝る我は人かは


*[[死|とどめおきて]]誰をあはれと思ふらん[[子]]はまさるらん子はまさりけり
*[[死|とどめおきて]]誰をあはれと思ふらん[[子]]はまさるらん子はまさりけり


== 『和泉式部続集』収録歌 ==

*はかなしとまさしく見つる夢の世をおどろかで寝る我は人かは
*:『和泉式部続集』


=== その他 ===
=== その他 ===

2005年4月26日 (火) 13:21時点における版

和泉式部

『後拾遺和歌集』収録歌

  • 黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞしき
  • 涙川おなじ身よりはながるれど恋をばけたぬものにぞありける
  • 世の中に恋といふ色はなけれどもふかく身にしむものにぞありける
「こひてふいろは」とする本もある
  • あらざらんこの世のほかの思ひ出に今一たびの逢ふこともがな
    『小倉百人一首』にも収録。
  • 物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる
  • 今はただそよそのことと思ひ出でて忘るばかりの憂きこともがな


『和泉式部続集』収録歌

  • はかなしとまさしく見つる夢の世をおどろかで寝る我は人かは
    『和泉式部続集』

その他

  • 枕だにしらねばいはじ見しままに君かたるなよ春の夜の夢
    『新古今和歌集』収録。『和泉式部続集』では、第四句を「君にかたるな」とする。
  • 夢にだに見で明かしつる暁の恋こそ恋のかぎりなりけれ
    『新勅撰和歌集』収録