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*名[[月]]を取ってくれろと泣く子かな
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2006年2月24日 (金) 12:22時点における版

小林一茶 (1763年 - 1827年)

小林 一茶(こばやし いっさ)は、江戸時代の俳人。


『七番日記』

  • 有明や浅間の霧が膳を這ふ
  • これがまあつひのすみかか五尺
  • 涼風の曲がりくねつて来たりけり
  • 春雨や食はれ残りのが鳴く
  • 故郷やよるもさはるも茨の花
  • 亡き母や海見るたびに見るたびに
  • やせ負けるな一茶是にあり
  • 悠然として山を見る蛙かな
  • 雪とけて村いっぱいの子供かな

『八番日記』

  • 鳴くに赤ん目をして手毬かな
  • やれ打つなが手をすり足をする

『おらが春』

  • 露の世は露の世ながらさりながら
  • ともかくもあなたまかせの年の暮
  • 蚤のあと数へながら添乳かな
  • 這へ笑へ二つになるぞけさからは
  • 故郷は蠅まで人を刺しにけり
  • めでたさも中くらいなりおらが
  • の子そこのけそこのけおが通る
  • 我と来て遊べやのない雀


その他

  • が香やどなたが来ても欠茶碗
  • を取ってくれろと泣く子かな