「Transwiki:日本のことわざ」の版間の差分

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2006年9月27日 (水) 08:44時点における版

日本のことわざ(諺)には、日本で発生したもの、単なる語呂合わせなどがある。

なお、仏典漢籍の引用などや日本国外のことわざを翻訳したものなどが日本のことわざと誤解されているものも多い。このような誤解されやすいことわざはノート:日本のことわざ参照。

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日本のことわざの例

慣用句に移転したほうがよさそうなものには*がついています

女性に関するもの

  • 秋茄子(あきなす)は嫁に食わすな
  • 姑は嫁に隠れて食え(地方の諺。姑とはメカジキという魚の事です)
  • 悪妻は百年の不作
  • 年上の嫁は金の草鞋を履いて探せ
  • 女房と畳は新しいほどよい

逆境に対する励まし

  • 案ずるより生むが易し
  • 七転び八起き
  • 恋に師匠無し
  • 三人寄れば文殊の知恵
  • 捨てる神あれば拾う神あり
  • 雨降って地固まる

皮肉

  • 頭隠して尻隠さず
  • 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
  • 弘法にも筆の誤り
  • 才子、才に倒れる
  • 策士、策におぼれる
  • 猿も木から落ちる
  • 馬の耳に念仏
  • 河童の川流れ
  • 紺屋の白袴
  • 捕らぬ狸の皮算用
  • うどの大木(うどのたいぼく)
  • 苦しいときの神頼み
  • 鰯の頭も信心から
  • 負け犬の遠吠え
  • 下手な鉄砲も数打ちゃ当たる
  • 井の中の蛙大海を知らず
  • 田作の歯ぎしり(ごまめのはぎしり)
  • 慌てる乞食はもらいが少ない
  • 虎の威を借る狐
  • 引かれ者の小唄

強調

  • 人の口の戸は立てられぬ
  • 泣き面に蜂
  • 下衆の後知恵

慣用句

  • 入り鉄砲に出女 (いりてっぽうにでおんな) *
  • 海老で鯛を釣る (えびでたいをつる) *
  • 同じ釜の飯を食う *
  • 堪忍袋の緒が切れる *
  • 地獄耳 *
  • 鵜の目鷹の目*
  • 立て板に水 *
  • 爪の垢を煎じて飲む *
  • 手を拱く (こまぬく、こまねくとも) *
  • 猫も杓子も *
  • 猫をかぶる *
  • 猫の手も借りたい*
  • 芽が出る *
  • 虫の知らせ*
  • 虫の居所(いどころ)が悪い*
  • 虫のいい*
  • 顔に泥を塗る*
  • 座って半畳、寝て一畳

その他一般

  • 挨拶は時の氏神 (うじがみ) 類似:仲裁は時の氏神
  • 青菜に塩
  • 朝の蜘蛛は福が来る、夜の蜘蛛は盗人が来る
  • 言いたい事は明日言え (いいたいことはあしたいえ)
  • 石の上にも三年
  • 急がば回れ
  • 言わぬが花 (いわぬがはな)
  • 嘘から出た真
  • 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し
  • 老い木に花 (おいきにはな)
  • 押してもだめなら引いてみろ
  • 男心(おとこごころ)と秋の空
  • 女心(おんなごころ)と秋の空
  • 飼い犬に手をかまれる *
  • 風が吹けば桶屋が儲かる (もうかる)
  • 風と女は閉じ込められない
  • 風の中で育った木は根が強い
  • 金持ち喧嘩せず
  • 壁に耳あり、障子に目あり
  • 枯れ木も山の賑わい
  • 彼も人なりわれも人なり
  • 聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
  • 食うだけなら犬でも食う
  • 君子危うきに近寄らず
  • 芸が身を助ける
  • 芸が身を助けるほどの不仕合せ
  • 四海波静か (謡曲『高砂』から)
  • 知らぬが仏
  • 水火も辞せず
  • 好きこそものの上手なれ
  • するのは失敗何もしないのは大失敗
  • 前人の植えた樹
  • 船頭多くして船山に上る
  • 善は急げ
  • 袖すり(振り、触れ、とも)合うも他生の縁
  • 大海の一滴
  • 棚からぼたもち
  • 旅の恥はかきすて
  • 知恵者一人馬鹿万人
  • 着眼大局 (碁から)
  • 塵(ちり)も積もれば山となる
  • ついた餅より心持ち
  • 月夜に釜を抜かれる
  • 爪に火をともす
  • 敵に塩を送る
  • 取り付く島も無い *
  • 無い袖は振れぬ (世話尽から)
  • 情けは人の為ならず
  • 夏の雨は、馬の背を分ける
  • ならぬ堪忍するが堪忍
  • 煮え湯に水を差す
  • 二階から目薬
  • 糠(ぬか)に釘
  • 猫に小判
  • 寝耳に水
  • 能ある鷹は爪を隠す
  • 八細工七貧乏
  • 八方塞がり *
  • 花より団子
  • 早起きは三文の得
  • 人の振り見て我が振りなおせ
  • 冷や飯を食わせる
  • 火を見るより明らか
  • 風前のともし火 (『座禅三昧経』から) *
  • へそで茶を沸かす *
  • へたな鉄砲も数うてばあたる
  • 下手の横好き
  • 臍(ほぞ)を固める *
  • 仏の顔も三度
  • まかぬ種は生えぬ
  • 枕を高くして寝る *
  • 待てば海路の日和有り
  • ミイラとりがミイラになる
  • 水の泡となる *
  • 三日坊主
  • 昔取った杵柄 (きねづか) *
  • 無理は三度
  • 明鏡も裏を照らさず
  • 名物に美味いものなし
  • 餅は餅屋
  • 本木(もとき。幹のこと)に勝るうら木無し
  • 物は試し
  • 桃栗三年柿八年
  • 門前市をなす
  • 焼き餅焼くとて手を焼くな
  • 焼け石に水 *
  • 焼木杙(やけぼっくい)に火がつく
  • 柳の下にいつも泥鰌(どじょう)はいない
  • 薮から棒(やぶからぼう) *
  • 宵越しの金は持たぬ
  • 横槍を入れる *
  • 楽は苦の種 苦は楽の種
  • 来年のことを言うと鬼が笑う
  • 瑠璃も玻璃も照らせば光る
  • 瑠璃も玻璃も照らせば解る
  • 礼も過ぎれば無礼
  • 論語読みの論語知らず
  • ワインを損なう器は悪い器
  • わざわい転じて福となす *
  • 笑う門には福来たる
  • わわしい女は夫を食う

四字熟語

  • 十人十色(じゅうにんといろ)
  • 自画自賛(じがじさん
  • 七転八倒(しちてんばっとう)
  • 老少不定 (ろうしょうふじょう)
  • 一期一会(いちごいちえ)
    井伊直弼『茶湯一會集』巻頭から。