「医者」の版間の差分
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*医則 -- [[大江雲澤]] |
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*第一則<br>医は仁ならざるの術、務めて仁をなさんと欲す |
**第一則<br>医は仁ならざるの術、務めて仁をなさんと欲す |
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*:醫不仁之術欲務為仁 |
**:醫不仁之術欲務為仁 |
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*第二則<br>実中に虚を察し、虚中に実を察す 医はなお兵(いくさ)の如し |
**第二則<br>実中に虚を察し、虚中に実を察す 医はなお兵(いくさ)の如し |
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*:実中察虚虚中察実醫猶兵也 |
**:実中察虚虚中察実醫猶兵也 |
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*第三則<br>病に対して利を図り、名を好み、怪しきをすることなかれ。己を資すに非ずして、天地の造化を助けに及ばず。 |
**第三則<br>病に対して利を図り、名を好み、怪しきをすることなかれ。己を資すに非ずして、天地の造化を助けに及ばず。 |
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*:對病勿図利好名為怪<br>非為己資実助造化之不及 |
**:對病勿図利好名為怪<br>非為己資実助造化之不及 |
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*第四則<br>寇(あだ)には矛(ほこ)をとり武を奪うを知るも、これを撫安するを知らず。火には水をもってこれにむかうを知るも、火をもって火を制することを知らず。根本を治めて末節を処理し、病因を治めることを忘れず症状に対す。網でなく、魚を取れる人でないと、道を共にするは難し。 |
**第四則<br>寇(あだ)には矛(ほこ)をとり武を奪うを知るも、これを撫安するを知らず。火には水をもってこれにむかうを知るも、火をもって火を制することを知らず。根本を治めて末節を処理し、病因を治めることを忘れず症状に対す。網でなく、魚を取れる人でないと、道を共にするは難し。 |
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*:知冠操戈奮武不知撫安之<br>知火以水嚮之不知以火制火焔<br>本治標治因治現非忘<br>筌取魚之士難共言道矣 |
**:知冠操戈奮武不知撫安之<br>知火以水嚮之不知以火制火焔<br>本治標治因治現非忘<br>筌取魚之士難共言道矣 |
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==帰せられるもの== |
==帰せられるもの== |
2007年11月17日 (土) 13:31時点における版
医者に関する引用と諺
出典の確かなもの
- 医則 -- 大江雲澤
- 第一則
医は仁ならざるの術、務めて仁をなさんと欲す- 醫不仁之術欲務為仁
- 第二則
実中に虚を察し、虚中に実を察す 医はなお兵(いくさ)の如し- 実中察虚虚中察実醫猶兵也
- 第三則
病に対して利を図り、名を好み、怪しきをすることなかれ。己を資すに非ずして、天地の造化を助けに及ばず。- 對病勿図利好名為怪
非為己資実助造化之不及
- 對病勿図利好名為怪
- 第四則
寇(あだ)には矛(ほこ)をとり武を奪うを知るも、これを撫安するを知らず。火には水をもってこれにむかうを知るも、火をもって火を制することを知らず。根本を治めて末節を処理し、病因を治めることを忘れず症状に対す。網でなく、魚を取れる人でないと、道を共にするは難し。- 知冠操戈奮武不知撫安之
知火以水嚮之不知以火制火焔
本治標治因治現非忘
筌取魚之士難共言道矣
- 知冠操戈奮武不知撫安之
- 第一則
帰せられるもの
- 占星術を理解しないものは、医師ではなく愚か者である。--ヒポクラテス
- 古代から近世初期までの医学では、宇宙と身体の相応関係が信じられていた。
諺
- 医者の不養生。 -- 日本の諺
- 一日一個のリンゴは医者を遠ざける。 -- 英語の諺
- An apple a day keeps the doctor away.
- 時間は最良の医者である。 -- ドイツの諺
- Die Zeit ist der beste Arzt.
- よい外科医は鷲の目、ライオンの心、淑女の手を持っている。 -- 英語の諺
- A good surgeon has an eagle's eye, a lion's heart, and a lady's hand.
その他
- 産医師異国に向かう -- 円周率の語呂合わせ