「狸」の版間の差分

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==引用==
==引用==
*狸、貉(むじな)の名称は古来併存し、我国の習俗此の二者を区別し毫(いささか)も怪まざる所なるを以て、狩猟法中に於て狸なる名称中には貉をも包含することを明(あきらか)にし、国民をして適帰(てつき)する所を知らしむるの注意を取るを当然とすべく、単に狸なる名称を掲げて其の内に当然貉を包含せしめ、我国古来の習俗上の観念に従い貉を以て狸と別物なりと思惟(しい)し之を捕獲したる者に対し刑罰の制裁を以て臨むが如きは、決して其の当を得たるものと謂(い)うを得ず -- [[w:たぬき・むじな事件|たぬき・むじな事件]]における大審院の判決文
*狸、貉(むじな)の名称は古来併存し、我国の習俗此の二者を区別し毫(いささか)も怪まざる所なるを以て、狩猟法中に於て狸なる名称中には貉をも包含することを明(あきらか)にし、国民をして適帰(てつき)する所を知らしむるの注意を取るを当然とすべく、単に狸なる名称を掲げて其の内に当然貉を包含せしめ、我国古来の習俗上の観念に従い貉を以て狸と別物なりと思惟(しい)し之を捕獲したる者に対し刑罰の制裁を以て臨むが如きは、決して其の当を得たるものと謂(い)うを得ず -- [[w:たぬき・むじな事件|たぬき・むじな事件]]における大審院の判決文


== 證城寺の狸囃 ==
*證城寺の庭は<br/>    月夜だ 月夜だ<br/> 友達来い<br/><br/> 己等の友達ァ<br/>    どんどこどん。<br/><br/>負けるな 負けるな<br/>    和尚さんに負けるな<br/> 友達来い<br/><br/> 證城寺の萩は<br/>   月夜に 月夜に<br/> 花盛り<br/><br/> 己等の友達ァ<br/>    どんどこどん。 -- [[w:野口雨情|野口雨情]]

*證、證、證城寺<br/>證城寺の庭は<br/>ツ、ツ、月夜だ<br/>皆出て来い来い来い<br/>己等の友達ァ<br/> ぽんぽこぽんのぽん<br/><br/>負けるな、負けるな<br/> 和尚さんに負けるな<br/>来い、来い、来い、来い来い来<br/>皆出て、来い来い来い<br/><br/>證、證、證城寺<br/>證城寺の萩は<br/>ツ、ツ、月夜に 月夜に 花盛り<br/>己等の友達ァ<br/> ぽんぽこぽんのぽん -- [[w:中山晋平|中山晋平]] 『金の星』大正14年1月号


==諺==
==諺==

2008年2月25日 (月) 12:32時点における版

タヌキに関する引用と諺。

引用

  • 狸、貉(むじな)の名称は古来併存し、我国の習俗此の二者を区別し毫(いささか)も怪まざる所なるを以て、狩猟法中に於て狸なる名称中には貉をも包含することを明(あきらか)にし、国民をして適帰(てつき)する所を知らしむるの注意を取るを当然とすべく、単に狸なる名称を掲げて其の内に当然貉を包含せしめ、我国古来の習俗上の観念に従い貉を以て狸と別物なりと思惟(しい)し之を捕獲したる者に対し刑罰の制裁を以て臨むが如きは、決して其の当を得たるものと謂(い)うを得ず -- たぬき・むじな事件における大審院の判決文


證城寺の狸囃

  • 證城寺の庭は
        月夜だ 月夜だ
     友達来い

     己等の友達ァ
        どんどこどん。

    負けるな 負けるな
        和尚さんに負けるな
     友達来い

     證城寺の萩は
       月夜に 月夜に
     花盛り

     己等の友達ァ
        どんどこどん。 -- 野口雨情
  • 證、證、證城寺
    證城寺の庭は
    ツ、ツ、月夜だ
    皆出て来い来い来い
    己等の友達ァ
     ぽんぽこぽんのぽん

    負けるな、負けるな
     和尚さんに負けるな
    来い、来い、来い、来い来い来
    皆出て、来い来い来い

    證、證、證城寺
    證城寺の萩は
    ツ、ツ、月夜に 月夜に 花盛り
    己等の友達ァ
     ぽんぽこぽんのぽん -- 中山晋平 『金の星』大正14年1月号

  • 狸が人に化かされる -- 日本の諺
  • 捕らぬ狸の皮算用 -- 日本の諺

慣用句

  • 狸寝入り

関連項目