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* 鉾(ほこ)とりて月見るごとにおもふ哉(かな)あすはかばねの上に照(てる)かと |
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** 鉾を手に取って月を見るたびに思う。あすはしかばねの上に照るのかと。 |
** 鉾を手に取って月を見るたびに思う。あすはしかばねの上に照るのかと。 |
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幕末研究で知られる霊山歴史館(京都市)の木村幸比古・学芸課長によって、辞世の句ではないかと言う説が唱えられた。 |
幕末研究で知られる霊山歴史館(京都市)の木村幸比古・学芸課長によって、[[辞世の句]]ではないかと言う説が唱えられた。 |
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[[カテゴリ:日本人|ひ ひしかたとしそう]] |
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2011年8月12日 (金) 13:52時点における版
土方歳三 (1835 - 1869)
土方歳三(ひじかた としぞう、1835年5月31日-1869年6月20日)は、新選組副長。武蔵国多摩郡石田村出身。
豊玉発句集
- 公用に 出て行く道や 春の月
- 三日月の 水の底照る 春の雨
- さしむかふ 心は清き 水かゞみ
- 水音に 添てきゝけり 川千鳥
- 山門を 見こして見ゆる 春の月
- 梅の花 一輪咲いても 梅は梅
- 春の草 五色までは 覚えけり
- うくひすや はたきの音も つひやめる
- あはら屋に 寝て居てさむし 春の月
- しれば迷い しなければ迷わぬ 恋の道
- (この句には、丸く線囲みがしてある。俳諧の世界では丸の線囲みは取り消しを意味し失敗作と思われる)
- しれば迷い しらねば迷ふ 法の道
- 水の北 山の南や 春の月
- 行く年の 月日の流れ 蚊帳の外
- 故郷に向かって 進む 五月雲
- ふりながら きゆる雪あり 上巳こそ
- 横に行 足跡はなし 朝の雪
- 春雨や 客をかえして 客に行き
帰せられるもの
- 鉾(ほこ)とりて月見るごとにおもふ哉(かな)あすはかばねの上に照(てる)かと
- 鉾を手に取って月を見るたびに思う。あすはしかばねの上に照るのかと。
幕末研究で知られる霊山歴史館(京都市)の木村幸比古・学芸課長によって、辞世の句ではないかと言う説が唱えられた。