「山」の版間の差分

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→‎引用: +ジョージ・マロリー「そこに山があるから」(1924年歿でした)
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*山のあなたの[[空]]遠く<br/>「[[幸福|幸]](さいはひ)」住むと人のいふ。<br/>噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、<br/>[[涙]]さしぐみ、かへりきぬ。<br/>山のあなたになほ遠く<br/>「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。--カール・ブッセの詩を[[上田敏]]が和訳したもの
*山のあなたの[[空]]遠く<br/>「[[幸福|幸]](さいはひ)」住むと人のいふ。<br/>噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、<br/>[[涙]]さしぐみ、かへりきぬ。<br/>山のあなたになほ遠く<br/>「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。--カール・ブッセの詩を[[上田敏]]が和訳したもの

*Because it is there.(そこにそれがあるから) --「なぜエベレストに登るのか」という質問に対する[[ジョージ・マロリー]]の回答。it(それ)はエベレストのこと。「なぜ山に登るのか」「そこに山があるから」と言い換えられて広まった。


== 諺 ==
== 諺 ==

2005年11月7日 (月) 01:01時点における版

山についての引用句と諺。

引用

  • あしひきの山のしづくに妹待つと われ立ち濡れぬ山のしづくに --大津皇子『萬葉集』巻二
  • たち別れいなばの山の峰におふるまつとし聞かばとく帰りこむ --在原行平
  • は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたるの細くたなびきたる。 --清少納言『枕草子』
  • 山深み春とも知らぬ松の戸に たえだえかかるの玉水 --式子内親王『新古今和歌集』
  • 世の中よこそなけれ思ひいる山のおくにも鹿ぞ鳴くなる --藤原俊成
    『述懐百首』、のち『千載和歌集』(自撰)に収録
  • の峰幾つ崩ての山 --松尾芭蕉『おくのほそ道』
  • 山のあなたの遠く
    (さいはひ)」住むと人のいふ。
    噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、
    さしぐみ、かへりきぬ。
    山のあなたになほ遠く
    「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。--カール・ブッセの詩を上田敏が和訳したもの
  • Because it is there.(そこにそれがあるから) --「なぜエベレストに登るのか」という質問に対するジョージ・マロリーの回答。it(それ)はエベレストのこと。「なぜ山に登るのか」「そこに山があるから」と言い換えられて広まった。

  • 山高きが故に貴からず --実語教