素性

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[編集] 素性法師(生没年不詳 延喜10年(910年)没?)

そせい、は平安時代前、中期の歌人、僧侶。三十六歌仙の一人。父は僧正遍昭(良岑宗貞)。俗名は諸説ある。一説には良岑玄利(よしみねのはるとし)。


[編集] 引用

[編集] 『古今和歌集』

  • おもふどち春の山辺にうちむれてそこともいはぬ旅寝してしか
  • ちるとみてあるべきものをの花うたてにほひの袖にとまれる
  • 見てのみや人にかたらむさくら花てごとにをりて家づとにせむ
  • みわたせば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける
  • いそのかみふるき宮この郭公こゑばかりこそ昔なりけれ
    • 「いそのかみ」は現在の天理市。古名を布留といい、枕詞である。「宮こ」は安康天皇および仁賢天皇の宮殿を指す。
  • 郭公はつこゑきけばあぢきなくぬしさだまらぬ恋せらるはた
  • ぬししらぬ香こそにほへれ秋の野にたがぬぎかけしふぢばかまぞも
  • 我のみやあはれとおもはむきりぎりすなく夕かげのやまとなでしこ
  • ぬれてほす山ぢののつゆのまにいつか千とせを我はへにけむ
    • 詞書に「仙宮に菊をわけて人のいたれるかたをよめる」。屏風歌である。
  • 今こむといひしばかりに長月のありあけのをまちいでつるかな
    • 『小倉百人一首』に採られる。本歌は遍照の項を参照。
  • たむけにはつづりの袖もきるべきにもみぢにあける神やかへさむ
    • 詞書に「朱雀院の奈良におはしましたりける時に、たむけ山にてよみける」。菅原道真の『小倉百人一首』採録歌「このたびは」と同じときの歌。
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