麻原彰晃
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麻原彰晃 (1955-2018)
[編集]麻原彰晃(本名:松本智津夫)は、日本の宗教家・テロリスト。
- 「人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ、死は避けられない」
- (信者でオウム真理教附属医院院長でもあった林郁夫に対して)「実は心臓にいぼができているんだ。何とかしてくれ」
- (被災した神戸の長田区を訪れた時の発言)「(被災者が)地獄、餓鬼、動物に転生した」
- (幹部の者が現金2億2千万円と残高8千万円の計3億円の貯金通帳を持ち逃げし、110番通報したが、その後、勘違いで見つかった時の発言)「あった、あった。」
- 「インド? あれはパフォーマンス、だ。実は渋谷の瞑想場で最終解脱したんだ」
- (福生のスナックである宗教家に対して)「私はヴィジョンとか光の体験はあります。どのような段階にあるのでしょうか?」
- (動物たちはどうやって救われるのか?)「動物はカルマがあって動物になっているわけだから、カルマが解き放たれたとき、つまり死が救済だ。人間に生まれ変わることは救済にはならない。人間界自体が非常に低い世界だから。(金魚や小鳥を修行者に生まれ変わらせたい)やっぱりポアをかけるしかないね。それはね。」
- (人間の転生については?)「現代人は、地獄か餓鬼、動物に生まれ変わると思って間違いない。なぜなら殺生をする、盗みをする、邪淫をする、嘘をつく、酒は飲む。これはもう救済の方法がないと考えたほうがいい。」
- (ゲイは救われるか?)「徳が高ければ、天界(戯忘天)の男しかいないホモの世界に行けるが、徳が無いと地獄行きになる。」
- (共産主義は必要ないか?)「貧富の差は必要だ。なぜかというと、貧富の差こそカルマだからだ。豊かな人が貧者に功徳を積むのは当然だし、それがその者たちのカルマを浄化する。私は共産主義が好きか嫌いかは言わない。共産主義によいところがあれば学べばいい。しかし、共産主義は完璧ではない。いや、共産主義社会はもうすぐつぶれる。あと20年か、30年でつぶれると思う。マルクス主義や毛沢東思想は思想というより宗教のひとつだ(資本主義が最高と考えるか?)いえ、資本主義が最高とも考えない。功徳による政治が最高と考える。(共産国家は)宗教を否定し、悪の国だ。」
- (独裁者について)「ヒトラーは政治的独裁者、毛沢東は思想的独裁者。彼らと違った存在として宗教的独裁者を目指そうとした。政治的独裁者、思想的独裁者を目指したことはない。ヒトラーはわざと負けた形跡がある。未来予知で世界の歴史の流れを読み、一人の登場人物としての役割を演じたのだろう。毛沢東は神に繋がる人物だ。」
- (進化論は正しいか?)「一部は正しいが全体的には間違いだ。サルと人間の中間の魂が存在するとは思えない。」
- (日本について)「大和民族は釈迦族の末裔である可能性が高く選ばれた民だが、キリスト(自分のこと)を迫害したカルマによりハルマゲドンによって壊滅するだろう。しかし、その後オウムの力によって日本が中心の時代が来る。」
- 「弟子のホーリーネームを新潮社で本を出している中島らもみたいな作家の名前にしてやるか?」
- 「弟子のホーリーネームを作家の氏名にしたら、私の悪口を週刊新潮に書けないな。」
- 「弟子の人数よりも人口が少ない市町村で立候補したい。」
- 「弟子の人数よりも人口が少ない市町村で当選確実だ。」
- 「もしも私が総理大臣になれた場合、日本の国民の全員が真理党に入党しなければなりません。」
- 「できたらトップ当選したいなというのが、私の、あのー、今の願いですけどね。」
- 「泡沫候補とか言っているが、今に見てろよ。」
- 「フリーメイソンが票を自動的に書き換える装置を使って票をすりかえたんだ。」(在家信者に対する言い訳を考えるよう上祐や大内利裕に対して)
- 「今回の選挙の結果は、はっきり言って惨敗、で、何が惨敗なのかというと、それは社会に負けたと。いや、もっと別の言い方をするならば、国家というものに負けたと、いうことに尽きると思います。で、今回の結果を、まあ君たちはどう分析してるかわからないけども、わたしは初めは、狐につままれたような状態で、あの結果の推移を見ました。そして、まあ、それが決定されたあと、わたしの長女であるドゥルガー、それから、三女であるウマー・パールヴァティーが、「お父さん、トリックがあったんじゃないの?」と。つまり、選挙管理委員会を含めた大がかりなトリックがあったんじゃないかという話を、まあ、子供たちがわたしにしたわけです。で、君たちも知ってるとおり、真理党の基礎票というのは一万数千票はあったはずと。ところがこの一万数千票が、少なくとも基礎票である一万数千票が、票になって出てこなかったと。そして、わずか千数百票と。で、気づいた人もいるかもしれないけども、東京周辺部、つまり千葉・埼玉・神奈川の票は出ていると。ところが東京の票は出ていないと。だから、考えられることは、選管絡みの大きなトリックがあった可能性はあると。わたしはそう考えています。今ですね、これは。つまり、国家に負けたと。」
- 「今回の衆院選は、私のマハーヤーナの救済のテストケースだった。その結果、マハーヤーナでは救済できないことが分かったから、これからはヴァジラヤーナでいくぞ。」
- 「投票率の低下や人口動態により、特定世代の影響力が顕著に弱まる現行選挙のあり方を聖域なく議論し、私の娘に投票権を与えて、私がその投票を代行するドメイン投票方式で、私が総理大臣になれた場合、日本の国民の全員が真理党に入党しなければなりません。」
- 「頭を冷やしてこい。」
- 「教団内で焼いてしまえ。他に漏らせばその人間は地獄に落ちる。」
- 「いよいよこれはヴァジラヤーナに入れというシヴァ神の示唆だな。」[1]
- 「グルが何でもしろと言ったらできるか。」[1]
- 「グルがポアしろと言ったらできるか。」[1]
- 「おまえはグルが人を殺せと言ったら殺すことができるか。」[1]
- 「このまま、わしを殺すことになったらとしたら、大変なことになる。もう一度、おまえたちが見にいって、わしを殺すという意思が変わらなかったり、オウムから逃げようという考えが変わらないならばポアするしかないな。」[2]
- 「ロープで一気に絞めろ。その後は護摩壇で燃やせ。」[2]
- 「真理を障害するものを取り除かないと真理はすたれるが、その障害を取り除くと悪業は殺生となる。私は、救済の道を歩いている。多くの人の救済のために、悪業を積むことによって地獄に至っても本望である。」[2]
- 「早く燃やす方法はないのか。」[2]
- 「骨がなくなるまで粉々にできないのか。」[2]
- 「こういうときに溶鉱炉があればよかったのにな。」[3]
- 「被害者は(地獄でなく)シロクマに転生した。」
- 「オウムの救済活動とは、まずは真解脱者を3万人出すことだ。そして、3万人が世界に散ったならば、そのサットヴァのエネルギーによって、例えば核兵器を持つことが無意味になる。そして真理は一つになるはずだ。そうなったら、核戦争が起きることはない。」[3]
- 「1993年までに世界各国に二つ以上の支部ができなかったら、1999年から2003年までに確実に核戦争が起きる。私は初めて核戦争の話に触れた。私たちに残されている時間は、あとわずかに15年くらいしかない。」[3]
- 「人間の悪業が満ちてくると神は火元素を操ることで火山を噴火させて部分的にカルマ落としをしている。」[3]
- 「ハルマゲドンは回避できない。しかし、オウムが頑張って多くの成就者を出すことができれば、その被害を少なくすることができる。ハルマゲドンで死ぬ人々を、世界人口の4分の1に食い止めることができる。」[3]
- 「ハルマゲドンまで時間がない、人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ」[1]
- 「力で良い世界をつくる。これこそ、タントラ・ヴァジラヤーナの世界だ。シヴァ神は、シヴァ神への強い信仰を持ち続けたタントラ修行者が、諸国民を支配することを望んでいらっしゃるんだ。」[3]
- 「オウムでは、特殊な、タントラヤーナに近いことをやっている。このタントラヤーナというのはマハーヤーナ・ステージの千生分を一生に集約して成就させようというものだ。そのためには何をやるかというと、秘儀伝授、それからグルのエネルギー移入。この連続である。」[3]
- 「つまり、グルのクローン化をする。あるいは守護者のクローン化をする。これがヴァジラヤーナだ。」[3]
- 「私は、その書籍では、『ヨハネの黙示録』の第16章までを完璧に解き明かした。そこに書かれている内容は、人類が滅亡するであろうということであり、生き残る人の条件というのは、仏教的な戒めを守ることと禁欲、もう一つはシヴァ神に対する帰依、あるいはグルに対する帰依だった。つまり、聖書に書かれている預言中の預言と言われている『ヨハネの黙示録』の中には、タントラ・ヴァジラヤーナの精髄が説かれていた。そして今、世界のどこを探してもそのことを最も激しく実践しているのは、オウム真理教の信徒だけだ。私達の欲求をつぶし、戒を守り、グルに帰依し、シヴァ神に帰依し、瞑想をすること。これ以外に本当の幸福はないし、高い世界へ至る道はないことが説かれていたというわけだ。」[3]
- 「タントラやヴァジラヤーナで成就する場合のポイントは、絶対的なグルに対する帰依である。」[3]
- 「いよいよオウムがヴァジラヤーナのプロセスに入ってきた。このヴァジラヤーナのプロセスは善も悪もない。」[3]
- 「例えばグルがそれを殺せと言うときは例えば相手はもう死ぬ時期に来てる。そして、弟子に殺させることによって、その相手をポアさせるというね、一番いい時期に殺させるわけだね。そして、例えばもう一度人間界に生まれ変わらせて修行させるとかね、いろいろとあるわけだ。」[3]
- 「自己に与えられた任務であるワークのできない人間は去れ。私はあなた方一人一人に課題を与えている。それがワークだ。そして、その課題を正しく理解し、評価し、回答し、実践し、それを得て修行の進歩とし、そして、解脱に対して一歩近づく。あなた方の最高の修行はワークだ。」[3]
- 「ラトナサンバヴァの法則とは、財というのものはもともと個人に帰納されるものではなく、善あるいは徳のために使うべきであり、善あるいは徳のために財を使うことができるとするならば、それは盗み取ってもいいという教えである。」[3]
- 「アクショーブヤの法則とは、例えば毎日悪業を積んでいる魂は長く生きれば生きるほど地獄で長く生きねばならずその苦しみは大きくなるので、早くその命を絶つべきであるという教えである。」[3]
- 「アモーガシッディの法則とは、結果のために手段を選ばないという教えである。」[3]
- 「例えば、Aさんという人がいて、Aさんは生まれて功徳を積んでいたが慢が生じてきて、この後悪業を積み、寿命尽きるころには地獄に堕ちるほどの悪業を積んで死んでしまうだろうという条件があったとしましょう。
- このAさんを、成就者が殺したら、Aさんは天界へ生まれ変わる。しかし、このAさんを殺したという事実を他の人たち、人間界の人たちが見たならば、これは単なる殺人。そして、もしこのときにAさんは死に天界へ行き、そのときに偉大なる救世主が天界にいて、その人に真理を解き明かしAさんが永遠の不死の生命を得ることができたとすると、このときに殺した成就者は何のカルマを積んだことになりますか。
- すべてを知っていて、生かしておくと悪業を積み、地獄へ堕ちてしまう。ここで、例えば生命を絶たせた方がいいんだと考え、ポアさせた。この人はいったい何のカルマを積んだことになりますか、殺生ですか、それとも高い世界へ生まれ変わらせるための善行を積んだことになりますか。
- 人間的な客観的な見方をするならば、これは殺生です。しかし、ヴァジラヤーナの考え方が背景にあるならば、これは立派なポアです。
- そして、智慧ある人─ここで大切なのは智慧なんだよ。─智慧ある人がこの現象を見るならば、この殺された人、殺した人、共に利益を得たと見ます。ところが、智慧のない人、凡夫の状態でこれを見たならば『あの人は殺人者』と見ます。」[3]
- 「もう今の世の中は汚れきっておる。もうヴァジラヤーナを取り入れていくしかないんだから、お前たちも覚悟しろよ。」[2]
- 「今ポアをしなければいけない問題となる人物はだれと思う。」[2]
- 「牧太郎ではない。坂本弁護士である。」
- 「坂本弁護士をポアするんだよ。」
- 「ポアするんだよポア。」
- 「話しても無駄だから、ポアするんだ。」
- 「私(麻原)への誹謗中傷はいいが、真理への妨害は許されないため、坂本弁護士が悪業を積む前にポアした。」(検察官面前調書での麻原の発言)
- 「弁護士といっても被害者の会の実質的なリーダーなんだ。彼はその将来において、教団にとって非常な障害になる。」[3]
- 「放っておくと将来教団において大きな障害となる。これ以上悪業を積ませては本人のためにならない。ポアすることは本人のためにもなる。」[1]
- 「実はいい薬があるんだよ。」(塩化カリウムのこと)[3]
- 「じゃ、気絶させればいいじゃないか。おまえたち、気絶させる自信がないのか。」[3]
- 「ほほう、そうか。じゃ、入ればいいじゃないか。」(坂本家の鍵がかかっていないとの報告を受けて)[3]
- 「それは、しょうがないんじゃないか。一緒にやるしかないだろう。」[3]
- 「家族も一緒にやるしかないだろう。」[2]
- 「私は一瞬、子どものことが頭に浮かびましたが、私も小さいときから親から離れて苦労しており、子どもだけ生き残らせても逆に残酷だと思い、殺害を許可した。」(検事調書の中でこの時の麻原の心境)
- 「人数的にもそんなに多くはいないだろうし、大きな大人はそんなにいないだろうから、おまえたちの今の人数でいけるだろう、いけるはずだ。」[3]
- 「そうだな。今でなくても、やはり遅いほうがいいだろう。5時まで待て。」
- 「よくやった、ごくろう。」
- 「今日は午前4時前から、アーモンドの修法を行った。」
- 「遺体はドラム缶に詰めて遠くの山に埋め、車は海に廃棄しろ。」
- 「オウムに対して妨害をしている者は悪業を積んでいるのと同じだ。そして、悪業を積んだ人のお金で養われている家族は悪業という面から見れば同罪だ。」[3]
- 「一家3人が突然いなくなっても、家出したか蒸発したかと普通思われるだろう。そんなに問題にならないだろう。」[3]
- 「指示をしたわしも同じ罪だな。3人殺せば死刑だな。同罪だ。」(事件後しばらくして)[2]
- 「それについては、私たちのほうこそ、狐につままれたような気分なのです。先日の記者会見で説明しましたように、あの事件についてはオウム真理教はまったく関係がないとしか、言いようがないのですよ。(中略)たとえその人(坂本弁護士)がいなくなったとしても「被害者の会」がなくなることもありません。だとすると、オウム真理教が(そんな事件を)やる意味は、まったく見当たらないのです。」(中沢新一との対談で)
- 「はい。もちろん否定します。」(中沢が「“先生”を前に、はっきり否定されるのですね。」という質問に対して)
- 「もちろんですよ。」(中沢が「若い連中が、麻原さんの気づかないところでやっちゃったということも、ないですよね。」という質問に対して)
- 「山を越えて反対側に行かなければならない人がいたとしよう。その途中にね、大きな岩が三つあると。(略)ダイナマイトを使ってふっ飛ばして行けばいい。」(事件同日の麻原の説法)
- 「青山吉伸が無能弁護士だったから坂本を抑えられず、ポアするしかなかった。」(早川紀代秀に対して)
武装化関連
[編集]- 「『今やヨハネの黙示録の封印を解くべき時が来た。その示唆を受け取り、オウム真理教の救済計画を固めよ。』私のグルであられるシヴァ神があまりに突然にこう告げた。」[3]
- 「教団がぼろぼろだ。今はその基盤を充実させなくてはならない。」(国土法違反事件の影響による武装化中断について)[1]
- 「またヴァジラヤーナを始めるぞ。」(1992年末)[3]
- 「私の今生の目標は最終完全解脱と世界統一である。」[3]
- 「もうこれからはテロしかない。」[2]
- 「サリンができた。あと3万人いれば何とかなる。だから、何としてでも3万人のサマナを作らないといけないんだ。」[3]
- 「1997年、私は日本の王になる。2003年までに世界の大部分はオウム真理教の勢力になる。真理に仇なす者はできるだけ早く殺さなければならない。」[2]
- 「このままでは真理の根が途絶えてしまう。サリンを東京に70tぶちまくしかない。」[2]
- 今回の選挙は私のマハーヤーナにおけるテストケースであった。その結果、今の世の中は、マハーヤーナでは救済できないことが分かったので、これからはヴァジラヤーナでいく。現代人は生きながらにして悪業を積むから、全世界にボツリヌス菌をまいてポアする。」[3]
- 「中世ではフリーメーソンがペスト菌をまいた。それでヨーロッパの人口は3分の1か4分の1になった。今回まくものは白死病と呼ばれるだろう。」[3]
- 「本来ならばこれは神々がすることであるが、神々がやると残すべき人を残すことができないので我々でやる。オウムの子供たちを残していく。」[3]
- 「70tのサリンプラントを造ってくれ。いきなり大きいのでいこう。」[2]
- 「4月25日までに完成させろ。グルの絶対命令だ。必ず完成しろ。そうしないとおまえは無限地獄行きだ。」(滝澤和義に対して)[2]
- 「これから第7サティアンでプラントのオペレーターをやってもらうが、そのボタン操作を誤ると富士山麓が壊滅する。このワークを40日間ずっと第7サティアン内に詰め込んで作業をやる。これは死を見つめる修行だ。全員菩長にする。」(第7サティアン担当者に対して)[2]
- 「もうプラントをやめるか。おまえは人前でさらし者になるのが嫌かもしれないが、私はシヴァ大神の意思、真理に背くことは嫌だ。このまま続けないとおまえは後で絶対後悔するぞ。大丈夫だから。」(滝澤に対して)[3]
被害妄想
[編集]- 「この1週間の間に、家族や弟子が私に対して頭痛がする、吐き気がする、目の奥が痛いなどと言ってきたが、これらはすべて、マスタードガスなどのびらん性ガスや、サリン、VXなどの神経ガスであり、私たちの神経を冒し、私たちを死に至らしめるものである。そしてこの第2サティアンの出来事は、このびらん系のガスと神経系の毒ガスが混ざったものを長期にわたり、第2サティアンに対して攻撃した結果としての現象であった。」[3]
- 「私や教団が毒ガス攻撃を受けている。このままでは殺されるからホテルに避難する。」[3]
- 「日本を闇からコントロールしている組織やそれと連動する『公安』等がイペリットガスや神経ガスを、オウム真理教に対し、特に富士山総本部道場、第2サティアン、第6サティアンに対し噴霧し続けてきた。オウム真理教がこのままでは存続しない可能性がある。オウム真理教が存続しなくなるとするならば、この地球は、そしてこの日本は完全なる壊滅の時期を間もなく迎えるであろう。私の弟子たちや信徒は立ち上がる必要がある。皆さんの周りの多くのまだ無明に満ちた魂をしっかりと真理に引き入れ、この日本を、この地球を救う必要があるんだということを厳に理解してほしい。」[3]
- 「今から処刑を行う。」[2]
- 「これからポアを行うがどうだ。」[2]
- 「ポアするしかないんじゃないか。」[1]
- 「おまえは、(被害者)のそういう思惑があるのも知らないで、(被害者)にだまされて、ここに来て真理に対して反逆するという、ものすごい悪業を犯した。ぬぐうことができないほどの重いカルマを積んでいる。間違いなく地獄に落ちるぞ。おまえは帰してやるから安心しろ。ただし条件がある。それはおまえが(被害者)を殺すことだ。それができなければおまえもここで殺す。」[2]
- 「ナイフで心臓を一突きにしろ。」[2]
- 「私がうそをついたことがあるか。今すぐ決めろ。」[1]
- 「それならば(被害者)に対しても、催涙スプレーを使わないとまずいな。」[3]
- 「これからは、また、入信して、週1回は必ず道場に来い。おまえが今回積んだカルマはちょっとやそっとでは落とすことができないカルマだから、一生懸命修行しなさい。」[3]
- 「おまえはこのことは知らない。」[3]
- 「サマナを無理やり下向させている滝本という弁護士がいる。明日もその関係で甲府で裁判がある。滝本に魔法を使う。」[2]
- 「ちょっと危険なワークだけれども、できるかな。ある人物をポアしようと思うんだよ。」(実行役の少女信者・マハームドラー・ダーキニーに対して)[2]
- 「B型女性はいったんやると決めたらためらわないから。」(マハームドラー・ダーキニーを選んだ理由について)[2]
- 「裁判所にふさわしい服を着せろ。お布施のものがあるだろう。倉庫のかぎを開けてそこから借りればいい。マスクとサングラスを掛けさせろ。化粧もさせろ。」[3]
- 「そうか、サクラが散ったか。いつになったら夢が叶うんだろうか。」(滝本弁護士の殺害に失敗し、サリンの効果がなかったことを示す「サクラ散る」の暗号を電話で聞いてぼやいた発言)
- 「現代は、正に世紀末である。この世紀末という意味は、1990年代を迎えたという意味ではない。例えば、ノストラダムスの予言詩の中にこのような詩がある。それは『司法官が乱れ、そして宗教家が乱れる。』と。この『司法官が乱れ』とは、例えば、裁判が正、あるいは邪というものの判定を正しくできなくなり、世の中に迎合し、そして力の強いものに巻かれる時代、それと同時に宗教が本来持っている、宗教の特性である人々を真に苦悩から解放するという役割を果たさないという意味である。正に現代はその時代である。
- そしてこれは、今がその時代であり、そしてその成就は何を意味するかというと、私たちの近い未来において大いなる裁きが訪れることを予言している。この松本支部道場は、初めはこの道場の約3倍ぐらいの大きさの道場ができる予定であった。しかし、地主、それから絡んだ不動産会社、そして裁判所、これらが一蓮托生となり、平気でうそをつき、そしてそれによって今の道場の大きさとなった。また水についても同じで、松本市はこの松本支部道場に、上水道、つまり飲み水を引くことを許さず、また下水道においても社会的圧力に負け、何とか下水道を設置することは目をつむったわけだが、実際問題として普通の状態で許可したわけではない。
- しかし、これらの現象は、別の見方をすれば大変ありがたいことといわざるを得ない。それはなぜかというと、例えばある化学変化を起こす場合、その化学変化を起こす場合には二つの条件が必要となる。一つは熱であり、一つは圧力である。また外的条件においては、触媒というものが必要となる。この三つをそれぞれ検討した場合、まず触媒はグルあるいは真理の教えというものがそれを果たし、そして熱はその中で生活しているつまり真理を実践している人たちが大いに功徳を積むこと、そして外的圧力とはいうまでもなく社会の理不尽な圧力である。これらの圧力、熱、触媒という三つの力によって、普通では考えられないような化学変化が起き、新しい物質が生成される。正にこれは私たちが、この汚れた人間社会から出離し、脱出し、解脱し、悟るためのプロセスであるといわざるを得ない。
- そのような意味において、この社会的な圧力というものは、修行者の目から見ると、大変ありがたいものであるということができる。しかし、これは修行者から見た内容であって、これがもし逆にその圧力を加えている側から見た場合、どのような現象になるのかを考えると、私は恐怖のために身のすくむ思いである。」(松本支部開設記念説法)[3]
- 「オウムの裁判をしている松本の裁判所にサリンをまいて、サリンが実際に効くかどうかやってみろ。」[2]
- 「サリン70トン作る価値があるのか。」[1]
- 「まだ原因がわからないみたいだな。うまくいったみたいだな。」[2]
布告
[編集]- 「煩悩にまみれて生きてきた前生(ぜんしょう)の弟子たちよ、いよいよ君たちが目覚め、私の手伝いをする時が来た。君たちは死に際して決して後悔をしないようにしなければならない。君たちがもし選択を誤れば、君たちが人間界に生まれてきた意味を完全になくしてしまうことになる。君たちは確かに今生、情報により煩悩により汚れている。しかし、君たちの本質は汚れるはずはない。なぜならば君たちは前生の弟子であり、そして本質的には他の魂と違い、救済の手伝いをするために生まれてきたからである。私は君たちが私の手となり、足となり、あるいは頭となり、救済計画の手伝いをしてくれることを待っている。さあ一緒に救済計画を行おう。そして、悔いのない死を迎えようではないか。」
VX3事件
[編集]- 「サリンの原料を用いて製造できる毒物は作らない方がいい。」(松本サリン事件後のため)[1]
- 「この毒液はVXという最新の化学兵器だ。こういうことはガルが適任だな。今日からガルは菩師だ。」(山形明に対して)[2]
- 「100人くらい変死すれば教団を非難する人がいなくなるだろう。1週間に1人ぐらいはノルマにしよう。」[2]
- 「神々の世界に行くためにはポアしまくるしかない。」[3]
- 「お布施の返還請求は、すべてMが陰で入れ知恵をしている。MにVXをかけてポアしろ。」[1]
- 「おまえは医者だから、人を潜在的に助けようと思っているから、ポアが成功しないで人を助けてしまう。だから現場に行くな。」(中川智正に対して)[2]
- 「法皇官房で調査したんだが、Hが公安のスパイであることは間違いない。VXを一滴Hにたらしてポアしろ。」[3]
- 「公安のスパイに間違いない。おまえたちでポアしなさい。」[1]
- 「クリシュナはシヴァ神の化身で、普段はぼうっとして女と戯れて遊んでばかりいるんだが、戦うときには相手を一気にせん滅するんだ。これはおれにそっくりだろう。」[3]
- 「どんな方法でもいいから永岡にVXを掛けろ。幾らお金を使ってもいい。VXを掛けるためにはマンションを借りてもいい。」(被害者の会の永岡弘行親子襲撃計画について)[3]
- 「どちらでもいいから、VXをかけてポアしてこい。」[1]
- 「AK-74、1000丁、一、二か月でできるか。」[3]
- 「とにかく早く1丁造れ。」[3]
- 「できたそうじゃないか。やればできるじゃないか。」[3]
- 「結果が出れば方法なんかどうでもいいんだ。」[3]
- 「新聞にはこのような記事が出るし、おまえたちは小銃を持ってくるし、今日はほんとにすごい日だな。」
- 「おまえがたるんでいるんだからこんなことになるんじゃないか。東信徒庁の活動も落ちているじゃないか。」(東信徒庁長官飯田エリ子に対して)[3]
- 「そんなに悪業を積んでいるんだったらポアするしかないんじゃないか。」[2]
- 「じゃ、おまえたちの言うように拉致するしかないんじゃないか。」[2]
- 「なぜ、無理してやったんだ。警察が動いてるじゃないか。レーザーを使わなかったんだろう。」(レーザーとは村井秀夫の開発した目潰し兵器のこと。使い物にならなかった)[3]
- 「被害者は前世で俺の弟子だった。前世でポアしてくれと請願されて、約束を果たした。」
- 「松本君の件ですが、彼は確かに使徒として存在しています。そして彼は祝福名(ホーリーネーム)をもらっていないことからもわかるとうり、オウムの高弟ではありませんが、マスコミ報道によって『オウムの幹部』と報道されています。これは、マスコミがオウム真理教を弾圧するために、いかに松本君が必要なのかを表しているにほかなりません。そのような意味において、わたしは松本君に同情の念を持ちます。したがって、マスコミのおっしゃるとおり、これからは『幹部』という名前を、使徒である松本君に与えたいと思います。」(事件後、オウム真理教「幹部」(と報道されている)松本剛の指紋がレンタカー内と契約書から発見されたことの会見)
- 「エックス・デーが来るみたいだぞ。」[2]
- 「なあ、アパーヤージャハ、さっきマスコミの動きが波野村の強制捜査のときと一緒だって言ったよな。」(青山吉伸に対して)[2]
- 「11月ころかな。」(青山吉伸が「いつになったら四ツになって戦えるんでしょう」と言った発言に対して)[2]
- 「そうかもしれないな。今年の1月に関西大震災があったから、強制捜査がなかった。今回もアタッシェが成功していたら強制捜査はなかったかな。やっぱりメッシュが悪かったのかな。」(村井秀夫が「ええ、やっぱり11月になると輪宝(目潰し用レーザー兵器)ができるし」と言った発言に続いて)[2]
- 「アーナンダ、何か(作戦は)無いのか。」(井上嘉浩に対して)[2]
- 「それはパニックになるかもしれないなあ。」(村井秀夫の提案した地下鉄サリン計画に対して)[2]
- 「アーナンダ、この方法でいけるか。」(村井秀夫の提案した地下鉄サリン計画を井上嘉浩に提案)[2]
- 「サリンじゃないとだめだ。アーナンダ、お前はもういい。マンジュシュリー、お前が総指揮だ。」(井上嘉浩の「牽制の意味で硫酸か何かを撒いたらいいんじゃないでしょうか」と言う意見に反対し、村井秀夫に指揮を交代)[2]
- 「クリシュナナンダを加えればいいんじゃないか。」(村井秀夫の「今度正悟師になる4人を使いましょう」と言う発言に対し、林郁夫を加えるよう指示)[2]
- 「サリン造れるか。」(遠藤誠一に対して)[2]
- 「新進党と創価学会がやったように見せかければいいんじゃないか。サリンを撒いたら強制捜査が来るか、来ないか、どう思うか。」(地下鉄サリン計画の犯人の偽造と同時に強制捜査が来るか来ないかの意見)[2]
- 「クーチャン(ある自衛官信者の愛称)にやらせられるか。」(井上嘉浩の「少しは遅れるかも知れないが、来ると決まっていれば来るでしょう」という発言に対して)[2]
- 「お前はそこまでやる必要はない。」(石川公一の「強制捜査が入ったら私が演説をしますので足などをピストルで撃ってもらって、そうすれば世間の同情を買えるのではないでしょうか」の発言に対して)[2]
- 「それだったら、島田さんのところには爆弾を仕掛け、青山には火炎瓶を投げたらいいんじゃないか。」(青山吉伸の「島田さんのところに爆弾を仕掛けたら、世間の同情を買えるのではないでしょうか」の発言と井上嘉浩の「それだったら青山(南青山総本部)に仕掛けたらいいんじゃないでしょうか」の発言に対して)[2]
- 「ジーヴァカ、サリン造れよ。」(遠藤誠一に対して)[2]
- 「早くやれ。今日中に造ってくれ。」(遠藤誠一に対してサリン開発を早める)[2]
- 「おまえら、やる気ないみたいだから、今回はやめにしようか。」(サリン合成がすすんでいなかったため)[2]
- 「ジーヴァカ、いいよ、それで。それ以上やらなくていいから。」(サリンの純度が低いことに対して)[2]
- 「科学技術省の者にやらせると結果が出るな。」(事件後)[3]
- 「ポアは成功した。シヴァ大神、すべての真理勝者方も喜んでいる。」[3]
- 「変装していたんだろう。大丈夫だよ。見た人はいってるよ。」[3]
- 「今回はごくろうだったな。」[3]
- 「これはポアだからな、分かるな。」[3]
- 「これから君たちは瞑想しなければいけない。『グルとシヴァ大神とすべての真理勝者方の祝福によって、ポアされてよかったね。』のマントラを1万回唱えなさい。これによって君たちの功徳になるから。」[3]
警視庁がオウム真理教に対する強制捜査
[編集]- 「正しくないものとは徹底的に戦う。正しくないものとは受協しない。」
- 「有能神が怒っている。」[4]
- 「石油コンビナートを爆破しろ。」[4]
- 「30日ごとにテロをやり続けろ。」[4]
- 「ミサイルをぶち込めば爆発する。」[4]
- 「社会の対立し合う勢力をぶつけて混乱を引き起こし、捜査攪乱を行え。」[4]
そして逮捕へ
[編集]- 「あ、自分で出ます。」
裁判
[編集]- 裁判初期
- 「私は逮捕される前から、そして逮捕された後も、一つの心の状態でいました。
それは、全ての魂に、絶対の真理によってのみ得ることができる絶対自由、絶対幸福、絶対歓喜を得ていただきたい、そのお手伝いをしたいと思う心、そして、その言葉の働き掛けと行動、つまりマイトリー、聖慈愛の実践。
また、絶対の真理を知らないがゆえに生じる不幸、苦しみ、不自由に対して大きな悲しみを持ち、哀れみの心によって、絶対の真理に基づき、それを取り払ってあげようと思う心、及び言葉と行動、つまりカルナ、聖哀れみの実践。
そして、絶対の真理を実践している人が生じる絶対自由、絶対幸福、絶対歓喜に対して、それを共に喜び賞賛し、そしてその喜びや賞賛を言葉として働き掛け行動を起こす、つまり、ムリター、聖称賛の実践。
そして、今の私の心の状態ですが、これら三つの実践を行うことによって、私に対して振りかかるいかなる不自由、不幸、苦しみに対して、それに対して頓着しない、つまりウペクシャー、聖無頓着の意識。
そして、今私はそれ以上のことをここでお話しするつもりはありません。」[5] - 「被告人としましては、今ここで何もお話しすることはありません。」[5]
- 「認否を留保いたします。」[5]
- 「それはどういうことかというと、ここで私は今話すことはないと言ったはずです。あなたは裁判長でありながら法律を無視するんでしょうか。」[5]
- 「私は逮捕される前から、そして逮捕された後も、一つの心の状態でいました。
- 裁判について
- 「私は全面無実です。」[5]
- 「こんなばかげたことをやり続けるのは、やめてください。」[5]
- 「こんなばかな茶番劇のような裁判はやっても仕方ない」[6]
- 「こんなでたらめな裁判はやめろ、権利の侵害だ」[6]
- 「反対尋問はいらないとか、いるとかいうことじゃなくて、私はあなた方が裁くことはできないということです。」[5]
- 「しかし、あなた方は権力によって裁くでしょう。したがって、それはそれでいい。」[5]
- 「ここは裁判所じゃないでしょう。劇場じゃないか、ここは。」[5]
- 「休廷して死刑にされればそれでいい。早く帰してください。ばかげている、こんな裁判は。」[5]
- 「(退廷指示について)それはありがたいです。じゃ、そうしてください。」[5]
- 「もうしなくていいよ。」[5]
- 「被告人、静かにしていなさいと、そう言われるのは正しいよね。なぜかというと、君にとっての被告人は天界…」[5]
- 「しかも、私、被告人じゃない。私は無罪だ。」[5]
- 「裁判が終わってから発狂しそうです。」[5]
- 「元の部屋に戻りたいです。」[5]
- 「要するに、裁判が終わったあとの部屋、畳の部屋です。その部屋に入っているとこは落ち着きます。」[5]
- 「意見陳述は自由にしゃべらせてもらいたい。」[5]
- 「まず手錠をかけられてるんだけど、この意味がわからない。監禁されてる意味もわからない。これ、私の見解です。しかも、ここが、日本語で今話されていますが、日本語イズ・ジャパニーズ・ラングエッジ。」[5]
- 「アイムソーリー、つまり私がここで宣誓する理由がないんですよ。」[5]
- 「アイ・アム・ブラインド。全盲です。読めません。」[5]
- 「署名、指印については、全盲ですからできません。」[5]
- 岡崎一明に対して
- 早川紀代秀に対して
- 井上嘉浩に対して
- 裁判官、弁護士などについて
- 「元々国選弁護人なんか存在していない。」[5]
- 「検察官も存在していない。」[5]
- 「特別捜査本部がやっているんだよ。」[5]
- 「とんでもないことをやっている教祖とはなんだ。言ってみろ」[5]
- 「最初の公判廷に出ていた4人の裁判官は、既に殺されていて出られないはずです。」[5]
- 「裁判官だって水爆を80発打ち込まれて保釈もないだろう。」[5]
- 「黙秘というのが主任の方針だから。そうすれば、20年も裁判が続き、その間修行できる。」[5]
- 「くだらない。面会は行かない。」[5]
- 「疲れているので会いたくない。」[5]
- 「釈放されているからいかない。」[5]
- 「瞑想の邪魔をするな。」[5]
- 「そんな弁護士しらない。」[5]
- 滝本太郎弁護士に対して
- 事件について
- 「もともとサリンなどなかったのに、なぜサリンの話が出てくるんでしょうか。」[5]
- 「(サリンを撒くことが)いったい教団にどういう利益があるんでしょうか」[5]
- 「私たちは人殺しの集団ではありません。」[5]
- 「教団にはクーデター計画はありませんでした。断言できます。これは。」[5]
- 「警察官を300人呼び込んで、殺すという計画を止めたんじゃないか。」[5]
- 「ポアと言っていません」[5]
- 「私は地下鉄の地の字の話もしていないと思いますが、確認を願いたい。」[5]
- 「それは誤りです。つまり、コリンエステラーゼが低下すれば、病気はなおるんですよ。」[5]
- 「コリンエステラーゼが増加することにより、アセチルコリンとの入れ替えが起き、そしてサリン中毒が起きるんです。だから、誤りです。それを、だから調べてください。」[5]
- 不規則発言など
- 「ブラックホールをしょっています」[5]
- 「したがって、籍なんかあるわけありません。」[5]
- 「しかし、もう日本がないというのは非常に残念です。」[5]
- 「要するに第三次世界大戦が起きてますから、日本はありませんから、だから結局裁判はなく、自由であり、本当は子どもたちと一緒に普通に生活できるんです。」[5]
- 「これをエンタープライズのような原子力空母の上で行うということは、非常にうれしいというか、悲しいというか、特別な気持ちで今あります。」[5]
- 「こういうエンタープライズで裁判あるわけないよ。遊びだよ、遊び。もう、終わっているんだよ。つまり12月23日、釈放されているんだ。」[5]
- 「アメリカに行きたいんだよ、カリフォルニアに。」[5]
- 「知能ですか。私はおっしゃられるとおり、熊本県立盲学校の専攻科を卒業しまして、熊本大学ですね―あと24歳で東京大学を受けてます。」[5]
- 「東京大学の成績は、ご存知のとおり、実数採点は、東京大学の私の試験官の方がいらっしゃいまして、教授の座を三つ君に上げるよとおっしゃられる成績だったそうです。最終評価としては、980以上の一次試験を通過していますが、要するにコンピューターミスによって採点できなかったというのが正解だそうです。お調べください。これが私の学歴です。もちろんこれも―。」[5]
- 「高校1年から5年間は、柔道、あと勉強、これだけです。したがって、共通一次で983取れたわけですよ。」[5]
- 精神病について
- 「担当さん、私は気が狂うかもしれない。夢の中で変なものが見えるし、聞こえたりする。」[5]
- 「早く、精神病院へ連れて行け。」[5]
- 「私は気が狂っているかもしれないので結構です。」[5]
- 「80日間グルグル回されて精神病になっている。」[5]
- 「ヘロインで手足が硬直し―。」[5]
- 「ヘロイン中毒の検査をしてください。そういう感じがする。私は以前、精神病と認定されたことはありません。感覚が不思議な状態です。もうそろそろ接触を…。」[5]
- 「頭を全部やられました。何をやられたかわかりません。」[5]
- 「すみません、気分がめちゃくちゃです。」[5]
- 「声が聞こえている。」[5]
- 「(突然、大声で)ウォッ(数秒ごとに)ウォッ(と叫び続ける)」[5]
- 誇大妄想
- 「私ですか。私は、今、宇宙の全体を動かすことができる生き物になっていますが、それを動かす脳が破壊されていますから、動かさないように努力しています。」[5]
- 「いいかな、諸君。天台宗の第1代は私です。それから、仏陀の本当のお父さんは私だよ、阿私陀(アジタ)だよ。」「それから、イエス・キリスト、これは私だよ。アリストテレス、これは私だよ。それでね、ソクラテスが仏陀なんだよ。それからね、マホメットが仏陀でシーハが私だよ、シーハ。」[5]
- 「しかも教会の長ですね、私はイエスキリストですから、アーメンですから。しかも、天台宗、最澄に私は直接教えた者です。」[5]
- 「最澄の5番目の弟子、これが浄土宗ですね、法然に教えています。その弟子が死んだんですよ。」[5]
- 「そして天台2代目、時期は真言宗の開祖、この人が今度は空海―。」[5]
- 被害妄想
- 「だから、こういう電撃とか洗脳とかやめてほしいんだ。レーザーによる照射とか、電撃とかやめてほしいんだよ、全部。」[5]
- 「こういう幻覚を使いながらやる裁判はやめていただきたい。」[5]
- 「私を精神病院に入れるためにやっているわけだな、超音波を使いながら。私は目が見えないからここに誰がいるかわからない。それで超音波で音を出す、それで例えば、電波病だとかいろいろな病名をつけていく、それでやっているわけだな。」[5]
- 「早くやめてほしい、こういうことは。で、あなた方が私に記憶修正したのでは死刑、あらゆる方法の死刑で脅しだ。」[5]
- 「何度でも言う。それから何回もはぎ取り、そして私の体をレーザーで焼いた。」[5]
- 「弟子たちに対する全ての洗脳をやめてください。」[5]
- 「私はこのままでは黙って殺されてしまう。」[5]
- 釈放要求
- 「いいですよ。寝たきり老人になりますから。」[5]
- 「私がやっていることは、レジスタンスです。刑法に触れることはやっていないから刑罰を受けることはない。私は無罪なんだ。それをこんな死刑房に入れたりして、盲目の私をいじめているだけだ。」[5]
- 「いや、ここから出していただきたいと思います。」[5]
- 「拘置所からも出してくれ。」[5]
- 「早くここを出してください。」[5]
- 「現在拘置所ではシャンプーを使えない。差入れもない。」[5]
- 「ケイマを愛している。ヤソーダラーを愛している。会いたい。」[5]
- 「ここは拘置所ではない。日本テレビです。私はここに拉致されて監禁されている。」[5]
- 「ふざけるな。出せ」[5]
- 「俺は釈放されている。」[5]
- 死刑について
- そして会話不能に
- 医者との面会の際
被害者からの声
[編集]2003年4月24日の松本智津夫被告に対する検察側論告[8]より麻原個人に対するものを抜粋。
- 「(もちろん許されないのは分かっているが)手を切り、耳をそぎ、足を切って殺してやる」―男性信者殺害事件被害者遺族
- 「人間とは思っていません。もし人間であれば、まず、自分の罪をきちっと認め、その言葉を出しなさい」―坂本弁護士一家殺害事件被害者遺族
- 「この手でなぶり殺しにしてやりたい」―薬剤師リンチ殺人事件被害者遺族
- 「死刑を望みます。人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ、死は避けられない。だからこそ刑罰の行使として死刑を望みます」―滝本弁護士サリン事件被害者(滝本太郎)
- 「俺を殺そうとしたんだから死刑。(麻原は)この昭和の御代にとんでもない奴」―駐車場経営者VX襲撃事件被害者M
- 「是非死刑をもって臨んでいただきたい」―駐車場経営者VX襲撃事件被害者
- 「人間の姿をしていますが、実態は人間ではなく鬼畜です」―会社員VX殺害事件被害者遺族
- 「1回、2回の死刑では物足りない」―被害者の会会長VX襲撃事件被害者(永岡弘行)
- 「麻原が己一人の私利私欲のために、私たち家族から大事な父を奪った」「麻原を八つ裂きに」―公証人役場事務長死亡事件被害者遺族
- 「この男を今すぐ拘置所から出して私によこせ。私が殺す」―地下鉄サリン事件被害者遺族
- 「サリンを吸って、父が遭った目と、同じような目に遭わせてやりたいと思います」―地下鉄サリン事件被害者遺族
- 「サリンで一日でも早く極刑に」―地下鉄サリン事件被害者遺族
- 「オウムの誰よりも先に松本被告から死刑執行してください」―地下鉄サリン事件被害者遺族(高橋シズヱ)
脚注
[編集]- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 平成7年刑(わ)894号 平成14年7月29日 東京地方裁判所
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 2.14 2.15 2.16 2.17 2.18 2.19 2.20 2.21 2.22 2.23 2.24 2.25 2.26 2.27 2.28 2.29 2.30 2.31 2.32 2.33 2.34 2.35 2.36 2.37 2.38 2.39 2.40 2.41 2.42 2.43 2.44 2.45 2.46 松本智津夫被告 法廷詳報告 林郁夫被告公判
- ↑ 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 3.10 3.11 3.12 3.13 3.14 3.15 3.16 3.17 3.18 3.19 3.20 3.21 3.22 3.23 3.24 3.25 3.26 3.27 3.28 3.29 3.30 3.31 3.32 3.33 3.34 3.35 3.36 3.37 3.38 3.39 3.40 3.41 3.42 3.43 3.44 3.45 3.46 3.47 3.48 3.49 3.50 3.51 3.52 3.53 3.54 3.55 3.56 平成7合(わ)141 殺人等 平成16年2月27日 東京地方裁判所
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 平成11(う)2136 爆発物取締罰則違反等被告 平成14年7月5日 東京高等裁判所
- ↑ 5.000 5.001 5.002 5.003 5.004 5.005 5.006 5.007 5.008 5.009 5.010 5.011 5.012 5.013 5.014 5.015 5.016 5.017 5.018 5.019 5.020 5.021 5.022 5.023 5.024 5.025 5.026 5.027 5.028 5.029 5.030 5.031 5.032 5.033 5.034 5.035 5.036 5.037 5.038 5.039 5.040 5.041 5.042 5.043 5.044 5.045 5.046 5.047 5.048 5.049 5.050 5.051 5.052 5.053 5.054 5.055 5.056 5.057 5.058 5.059 5.060 5.061 5.062 5.063 5.064 5.065 5.066 5.067 5.068 5.069 5.070 5.071 5.072 5.073 5.074 5.075 5.076 5.077 5.078 5.079 5.080 5.081 5.082 5.083 5.084 5.085 5.086 5.087 5.088 5.089 5.090 5.091 5.092 5.093 5.094 5.095 5.096 5.097 5.098 5.099 5.100 5.101 5.102 5.103 5.104 5.105 5.106 5.107 5.108 5.109 5.110 5.111 5.112 5.113 5.114 5.115 5.116 5.117 5.118 5.119 5.120 5.121 5.122 5.123 5.124 5.125 5.126 5.127 5.128 5.129 5.130 5.131 5.132 最高裁平18(し)第202号 平成18年9月15日(判例タイムズ1232号掲載)
- ↑ 6.00 6.01 6.02 6.03 6.04 6.05 6.06 6.07 6.08 6.09 6.10 松本智津夫被告に対する検察側論告の要旨 平成15年4月24日 東京地方裁判所(降幡賢一『オウム法廷13』p.271-349より引用)
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 毎日新聞社会部『オウム「教祖」法廷全記録6』 p.85-86
- ↑ 降幡賢一『オウム法廷13』p.297-332掲載