アウグスティヌス

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アウグスティヌス

アウグスティヌス(354 - 430)[編集]

弁論術者、キリスト教神学者、北アフリカのヒッポの司教。カトリック・東方正教会などで聖人。

『告白』[編集]

  • では時間とは何か。私に誰も問わなければ、私は[時間とは何かを]知っている。しかし[時間とは何かを]問われ、説明しようと欲すると、私は[時間とは何かを]知らない。 --第11巻第14節
    quid est ergo tempus? si nemo ex me quaerat, scio; si quaerenti explicare velim, nescio.
  • 神よ、私に貞潔さと堅固さをおあたえください。ですが、いますぐにではなく。
  • 取って読め。
    Tolle, lege.
    アウグスティヌスがキリスト教に回心するときに聞いた言葉。

英語から重訳

  • よ、あなたが我々をお造りになりました。ゆえに我々の心はあなたのうちに憩うまで休まらない。
  • 古くまた新しいよ、私はあなたを愛することを遅く知った。
    神への呼びかけ。

帰せられるもの[編集]

  • 知解するために私は信じる。
    credo ut intelligam.
  • わたしたちのうちひとりしかいないかのように、神はわたしたちみなを愛す。
  • 神は風を備える、だが人が帆をあげなければならない。
  • 愛に満たされるものは神ご自身に満たされる。
  • 愛は魂の美である。
  • ある友人がいなくて寂しいと思う限り、私は友人に私がいないことを寂しがってほしいと思う。

関連項目[編集]

Wikipedia
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