ポール・ヴェルレーヌ
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ポール・ヴェルレーヌ(1844年-1896年)
[編集]フランスの詩人。本名ポール・マリー・ヴェルレーヌ。
出典の明らかな引用
[編集]- 秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。
げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。 -- 上田敏訳「落葉」『海潮音』- Chanson d'automne dans Poèmes saturniens
- 「秋の歌」『サテュルニアン詩集』
- 原題は「秋の歌」の意。堀口大學を初めとする訳では「秋の歌」と訳している。
- 音楽をまず第一に -- 「詩法」『今と昔』
- De la musique avant toute chose.
- 日本では「何よりもまず音楽を」との訳でも親しまれる。
- その女は地獄のほかに知らなかった。それが欠如だ。 -- 「悪魔の恋人」『今と昔』
- Elle ne savait pas que l'Enfer, c'est l'absence.
- Jadis et Naguère, Naguère, Amoureuse du Diable.
帰せられるもの
[編集]- 神様、神様、生があそこにある。単純でそして静かな生が。
- Mon Dieu, mon Dieu, la vie est là,
Simple et tranquille.
- Mon Dieu, mon Dieu, la vie est là,
- 芸術は、子らよ、それ自体で絶対的な存在なのだ。
- L'art, mes enfants, c'est d'être absolument soi-même.