出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
いせ。平安時代初期の女房、歌人。
- 難波潟みじかき葦のふしのまもあはでこの世をすぐしてよとや
- 新古今和歌集。のち小倉百人一首にも採られる。
- みわの山いかに待ち見む年ふともたづぬる人もあらじと思へば
- しでの山こえてきつらむ郭公(ほととぎす)こひしき人のうへかたらなむ
- 拾遺和歌集。詞書「うみたてまつりたりけるみこの亡くなりて、又の年時鳥を聞きて」。みことは宇多天皇の皇子。
- 春かすみ 立つを見すてて 行く雁は 花なき里に 住みやならへる
- 古今和歌集。