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十返舎一九

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
十返舎一九

十返舎一九 (明和2年(1765年) - 天保2年8月6日(1831年9月11日))

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じゅっぺんしゃいっく。本名、重田 貞一は、江戸時代の浄瑠璃・滑稽本『東海道中膝栗毛』)の作者。

東海道中膝栗毛

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三編

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  • 水上は雲より出て鱗ほどなみのさかまく天龍の川
  • さつさつとあゆむにつれて旅衣ふきつけられしはままつの風

五編

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  • 名物をあがりなされとたび人にくちをあかするはまぐりの茶屋

  • ふろふきの熱田の神の慈眼(みそなは)す、七里のわたし浪ゆたかにして、来往の渡船難なく、桑名につきたる悦びのあまり、めいぶつの焼蛤に酒くみかはして、

辞世の句

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  • この世をばどりゃお暇(いとま)に線香の煙とともに 灰(はい)左様なら
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