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七代目 市川團十郎（1791〜1859）は歌舞伎役者。 お江戸では市川二かは知らねどもみますところは海老の目ン玉 1834年（天保5年）に当時の福岡藩主黒田斉清の招きにより博多に来演した際のある日に、團十郎が虚白院に仙涯和尚を訪ねたときに、待ちぼうけを食らわせれ、やっと和尚より小僧を介してもらった一片の書き物（狂歌）。…

人を射るには先に馬を射よ 射人先射馬 -　杜甫　『前出塞詩』 鹿を指して馬となす 爲鹿指馬 やせ馬の先走り -日本の諺 馬子にも衣装 - 『好色芝紀島物語』歌舞伎より。 （→ウィクショナリー） Wenn der Reiter nichts taugt, ist das Pferd schuld.-ドイツの諺…

小網（おで）の雫に清酒（きよみき）の香をか嗅ぐらむ春（はる）日なか、 櫂の音（と）ゆるに漕ぎかへる山桜会（ゑ）の若人が、 瑞木のかげの恋語り,壬生狂言の歌舞伎子が 技の手振の戯（ざれ）ばみに、笑み広ごりて興じ合う かなたへ、君といざかへらまし。 こよひ花野の夕づくよ 君待ちくらす心地して 月映（つきばえ）あかり面（おも）はゆき…

仏作って魂入れず 仏の顔も三度まで 法論はいずれが負けても釈迦の恥 蒔かぬ種は生えぬ 枕を高くして寝る 負け犬の遠吠え 負けるが勝ち 馬子にも衣装 歌舞伎から 待てば海路の日和あり 丸い卵も切りよで四角 ミイラ取りがミイラになる 水の泡となる 三日坊主 三つ子の魂百まで 実るほど頭を垂れる稲穂かな 詠み人知らずの俳句。…