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高市黒人

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』

高市黒人(たけち の くろひと、生没年不詳)は、飛鳥時代の日本の官人・歌人。姓は連。持統・文武両朝で下級官人を務めたらしいが、官歴は伝わらない。

引用

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引用はウィキソース日本語版収録・鹿持雅澄訓訂『万葉集』により、適時振り仮名を補った。番号は国歌大観番号

  • 楽浪ささなみの国つ御神みかみのうらさびて荒れたる都見れば悲しも
    • 『万葉集』巻一33。
  • 大和には鳴きてか来らむ呼子鳥よぶこどりきさの中山呼びそ越ゆなる
    • 『万葉集』巻一70。
  • いづくにか船てすらむ安禮あれの崎み行きし棚無小舟たななしをぶね
    • 『万葉集』巻一58。
  • 旅にして物こほしきに山下のあけ赭土船そほぶね沖に榜ぐ見ゆ
    • 『万葉集』巻三270。
  • 作良さくら田へたづ鳴き渡る年魚市潟あゆちがた潮干にけらし鶴鳴き渡る
    • 『万葉集』巻三271。
  • いづくには宿らなむ高島の勝野の原にこの日暮れなば
    • 『万葉集』巻三275。
  • 早来ても見てましものを山背やましろの高槻の村散りにけるかも
    • 『万葉集』巻三277。

外部リンク

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Wikipedia
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ウィキペディアにも高市黒人の記事があります。