1990年の日本シリーズ
1990年の日本シリーズに関する関係者等のコメントを掲載する。
関係者等
[編集]特記ない限り呼称等は試合当時のもの。
読売ジャイアンツ
[編集]- 監督 藤田元司
「（相撲に例えれば）立ち上がったら、そのまま突き飛ばされて土俵の外に出ていた」[1]
「ただあれよあれよという間に負けてしまった」[1]
「（3連敗後4連勝で制した）1989年の日本シリーズの記憶は薄れつつあるが本シリーズの印象は強烈」[1]
「私の野球観が変わった」[1]
「（監督として臨んだ2002年の日本シリーズに際して、西武への印象を）苦手を通り越して、コンプレックス。トラウマ的なものさえ感じる」[2]
「思い出すのもおぞましい」[3]。
「疲れです。シーズンだけで燃え尽きてしまうんですよね」
西武ライオンズ
[編集]- 監督 森祇晶
「何もいうことはない。みんながそれぞれの働きをしてくれたし、西武の野球を見せようという意地もあった。選手の集中力がビンビン伝わってきた。全員が火の玉となってくれたことが、うれしい」[4]
- ヘッドコーチ 黒江透修
「（シリーズを4勝0敗で制した）いま、ボクは西武のヘッドコーチとしての強烈な喜びと、巨人のOBとしての寂しさ、情けなさを一緒に味わっている」[5]
「下馬評は圧倒的に巨人有利だったけど、正直、俺たちは勝てると思っていました。日本シリーズをやっていて怖いは全くなかったですよ。これは間違いなく勝てると思いました。そのぐらい自信のあるシリーズでした。」[6]
脚注
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 『藤田前監督 巨人軍を語る』日本放送出版協会、1993年3月、ISBN 4140800909、163頁 - 168頁
- ↑ 『巨人軍5000勝の記憶』 読売新聞社、ベースボールマガジン社、2007年。ISBN 9784583100296。86頁
- ↑ 川相昌弘 『明日への送りバント』 ロングセラーズ、2005年3月。ISBN 978-4-8454-2067-4 122頁
- ↑ 森祇晶 『覇道―心に刃をのせて』 ベースボール・マガジン社、1996年2月、283ページ、ISBN 4-583-03277-3
- ↑ 週刊ベースボール通算1854号、pp.28、1990年11月12日
- ↑ 週刊ベースボール2020年10月26日号、平野謙の人生山あり谷あり、感謝あり、第21回、負ける気がしなかった1990年の日本シリーズ、75頁