ウラジーミル・プーチン
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ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン(Владимир Владимирович Путин、1952年10月7日 - )はロシアの政治家。大統領(在任:2000年 - 2008年、2012年 - )、首相(在任:1999年 - 2000年、2008年 - 2012年)。
発言一覧
[編集]- 「テロリストは便所に追い詰めて肥溜めにぶち込んでやる」(1999年、チェチェン武装勢力に関して)[※ 1]
- 「たとえ便所に隠れていても息の根を止めてやる」(さらに別の場面で)
- 「人間を知れば知るほど、犬が好きになる」
- 「ソ連が恋しくない者には心(心臓)がない。ソ連に戻りたい者には脳がない」(2000年)
- 「あれは沈んだ」(2000年9月、ロシアの原子力潜水艦クルスクが沈み、乗員118人が死亡した事件について)
- 「我々の敵はテロリストでなく、ジャーナリストだ」(2001年5月)
- 「もしあなたがイスラム過激派になりたくて割礼が必要ならモスクワに招待する」 (2002年11月、「チェチェン住民を抹殺しようというのか」というフランス記者の質問に対して)
- 「(地球温暖化のおかげで)毛皮のコートを買う金も節約できる」(2003年9月、気候変動会議の開幕式で)
- 「国歌演奏中は行儀良くするように。歌詞を知らないなら、せめてガムを噛むなと選手に伝えて欲しい」(2004年6月、サッカー欧州選手権・ロシア対スペイン戦開始前の国歌斉唱で)
- 「ソ連の崩壊は20世紀最大の地政学的厄災だった」「ソ連の終焉を惜しまない者は心を持たない者である。だが、ソ連を復活させたいと願う者は頭脳を持たない者である」(2005年のロシア議会での年次教書)
- 「謝罪は1回すれば十分だ」(2005年5月、第二次世界大戦の際にソ連とドイツが密約を交わしソ連のバルト三国併合を取り決めたことに対して)
- 「バルト三国はロシアの小銭」(2005年5月、ソ連によるバルト三国支配への批判に対して)
- 「(金正日は)国をよい方向に変化させたいと望んでいる」(2005年5月)
- 「我々が戦っている相手は残酷な連中、人間に化けた獣だ」 (2005年11月、チェチェン武装勢力に関して)
- 「かわいくてついやってしまった」(2006年7月、クレムリン宮殿の中庭で少年のシャツをめくって腹にキスするというスキャンダルを起こす。後にこう釈明)
- 「10人をレイプした強い男性でうらやましい」(2006年10月、イスラエルの大統領モシェ・カツァブに関して。記者会見後、冗談のつもりで大統領府職員に語ったところ、偶然マイクの電源が切られておらず、声を拾われてしまう。後に報道官が釈明)
- 「引き渡しを憲法で禁じているのなら改正しろと英国は言う。これは植民地主義的な考え方だ。英国の連中は脳を入れ替える必要がある」(2007年7月、リトビネンコ毒殺事件の容疑者引き渡し要求に反論して)
- 「EUは恥を知れ!国際社会のルールに反する勝手は許されない」(2008年2月、コソボ独立に強く反対して)
- 「中世のように、汚職する公務員は手を切り落としてしまえばいい」(2008年3月、ロシア国内の汚職の横行に関して)
- 「医者を送り込んで始末しなければならない」(2008年7月、ロシアの石炭大手企業であるメチェル社によるダンピングと脱税疑惑に関して)
- 「睾丸を縛ってつるし上げてやる」(2008年8月、南オセチア紛争の際、グルジアの大統領ミヘイル・サアカシュヴィリへ向けて)
- 「フセインより重罪だ」(2008年12月、南オセチア紛争におけるサアカシュヴィリについて、グルジアによるロシア軍への先制攻撃や一般のオセット人の虐殺を理由に)
- 「どんな難しい問題でも友人同士の間では解決できると確信する」[1]。
- 「君たちは自らの野心や未熟さ、強欲で数千人の住民を人質に取った。私が来る前にゴキブリのように走り回りながら、なぜだれも問題を解決できないのだ」(2009年6月4日、労働争議が起きていた工場を訪れた際、工場所有者である新興財閥のオレグ・デリパスカらに対して)
- 「まだ地上でやるべきことが多くある」(2009年8月1日、バイカル湖の水深約1400メートルの湖底を、有人潜水艇の中から視察した後、報道陣に「次は宇宙旅行ですか」と聞かれた際に返した言葉)[2]
- 「テロリストは抹殺される」 (2010年 3月29日、モスクワでの連続テロに対してビデオ会議にて)
- 「裏切り者はろくな死に方をしない。たいていは酒かクスリにおぼれてのたれ死にする」(2010年7月24日、米露のスパイ交換で諜報員達と面会した際)[3]
- 「生きることそのものが危険なのだよ」 (2010年 8月25日、カムチャツカ半島、オルガ湾で専門家とクジラの生態調査を行った際)
- 「(アメリカは)世界経済の寄生虫とは言わないが、ドル基軸の地位に寄生している」(2011年10月11日夜の中国国営メディアの取材に応じた際)[4]
- 「アメリカ合衆国に率いられた西側諸国は、国際法に従うのを好まず、銃の統治を好む」(2014年3月18日、クリミア半島編入条約締結後の、議会での演説で)
- 「ペシミストが、コニャックを飲んで、顔をしかめ『ノミの臭いがする』と言った。するとオプチミストは、壁のノミを捕まえて、それをつぶし匂いを嗅ぐと『コニャックの臭いがする』と言った。あまり好かないが、それでも私にとっては、ノミの臭いをかいだりするオプチミストより、コニャックを飲むペシミストの方が良い」 (2014年10月25日 ヴァルダイ会議にて[5])
- 「犯人たちがどこに隠れても我々は見つけだす。地球のどこにいても見つけだし処罰する」(2015年11月18日 ロシア航空機墜落テロ事件に関して)[6]
- 「テロリストどもを赦すのは、神のやることだ。だが奴らを神のところへ送るのは、我々がやってやる」(同事件につき、さらに別の場面で)
- 「レーニンはロシアに原子爆弾をセットした」(2016年01月22日、科学及び教育に関する大統領評議会閉会時に。[7])
- 「ご存知のように私はソ連共産党員であるだけでなく、KGBのためにほぼ20年の間働いた。私は党員カードを残している。私は非常に共産主義と社会主義の考えに親しみ、今も好きだ。しかし、実際の社会主義は理想とは程遠く、私たちの国は太陽の都には似てなかった」 (2016年1月25日、全ロシア人民戦線地域フォーラムで[8][9][10])
- 「(安倍晋三内閣総理大臣に対して)君の側近(谷内正太郎国家安全保障局長のこと)が『島にアメリカ軍基地が置かれる可能性はある』と言ったそうだが、それでは(北方領土問題に関する)交渉は終わる」(2016年11月19日ペルー・リマでの日ロ首脳会談の席上、「朝日新聞」2016年12月26日)
脚注
[編集]- ↑ ロシア語では「Мы будем преследовать террористов везде. В аэропорту — в аэропорту. Значит, вы уж меня извините, в туалете поймаем, мы в сортире их замочим, в конце концов. 」。“Путин переживал из-за фразы "мочить в сортире"”. BBC Russian (2011年7月15日). 2016年3月18日閲覧。
- ↑ “北方領土解決へ作業加速で一致 日ロ首相が会談”. 47NEWS. 2009年5月13日閲覧。 “困難な問題も解決できるとプーチン氏”. 大分合同新聞. 2009年5月13日閲覧。
- ↑ “プーチン首相、湖底を視察 潜水艇で深さ1400m”. 47NEWS(共同通信社). (2009年8月3日) 2010年3月7日閲覧。
- ↑ “プーチン首相、スパイに「明るい未来」を約束 「裏切り者はろくな死に方しない」”. 産経新聞. (2010年7月25日) 2010年11月3日閲覧。
- ↑ “「米国は寄生虫」とプーチン露首相 中国とは原発推進でも協力へ”. 産経新聞. (2011年10月12日) 2011年10月12日閲覧。
- ↑ http://japanese.ruvr.ru/news/2014_10_25/279189686/
- ↑ https://www.youtube.com/watch?v=1ng0istXfx8
- ↑ http://jp.sputniknews.com/russia/20160122/1472374.html
- ↑ “Russia's Putin: I've Always Liked Communist and Socialist 'Ideas'”. ニューズウィーク. (2016年1月25日) 2016年2月27日閲覧。
- ↑ “Putin Says Still Likes Communist, Socialist Ideas”. スプートニク. (2016年1月25日) 2016年2月27日閲覧。
- ↑ “By drawing arbitrary borders, Putin says Soviet founder Lenin 'put time bomb' under nation”. ジャパンタイムズ. (2016年1月25日) 2016年2月27日閲覧。