大中臣能宣
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大中臣能宣(?~1000)
[編集]おおなかとみのよしのぶ。日本の歌人。伊勢祭主。後撰和歌集の撰者の一人。三十六歌仙のひとり。
引用
[編集]- 千年までかぎれる松もけふよりは君にひかれて万代やへん
- 『拾遺和歌集』。詞書「入道式部卿のみこの子日し侍りける所に」
- 昨日までよそに思ひしあやめ草けふ我が宿のつまとみるかな
- 『拾遺和歌集』。詞書「屏風に」
- 屏風の絵に歌を添える習慣があり、平安以降盛んに行われた。
- もみぢせぬときはの山にすむ鹿はおのれなきてや秋をしるらん
- 『拾遺和歌集』。詞書「題しらず」
- かくばかりねであかしつる春の夜にいかにみえつる夢にかあるらむ
- 『新古今和歌集』。詞書「春夜、女のもとにまかりて、あしたにつかはしける」