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大伴旅人

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
大伴旅人

大伴旅人(おおとも の たびと 665年-731年)は奈良時代初期の政治家、歌人。大伴家持は息子。

情報源の明らかなもの

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万葉集

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  • やすみしし我が大王の食(を)す国は大和もここも同(おや)じとそ思ふ--巻六・956
    • 大宰帥として筑紫赴任時の歌。728年(神亀五)年。
  • 世の中は空しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり--巻五・793
    • 大宰府にて。『万葉集』の注によると神亀五年六月二十三日。このころ妻と弟を続けて喪っている。
  • 橘の花散る里の霍公鳥片恋しつつ鳴く日しぞ多き--巻八・1473
    • 詞書「大宰帥大伴卿の和ふる歌」。大宰府にて。
  • 験なき物を思はずは一坏の濁れるを飲むべくあるらし--巻三・338
    • 詞書「大宰帥大伴卿、酒を讃むる歌十三首」。その第一首。
  • 鞆の浦の磯の杜松(むろのき)見むごとに相見し妹は忘らえめやも--巻三・447
    • 詞書「天平二年庚午冬十二月、大宰帥大伴卿、京に向ひて道に上る時に作る歌五首」のうちの一つ。
  • として二人作りし我が山斎(しま)は木高く繁くなりにけるかも--巻三・452
    • 天平二年冬、帰京後。
  • 吾妹子が植ゑしの木見るごとに心むせつつ涙むせ来る--巻三・453