飛鳥井雅経

藤原雅経 （ふじわら の まさつね、1170年 - 1221年）は日本の公家、歌人。名はまたがけいとも呼ばれる。藤原頼経の子。『新古今和歌集』の選者の一人。飛鳥井家の祖。飛鳥井雅経（あすかい まさつね）とも。

出典の確かなもの

『新古今和歌集』

• しら雲のたえまになびく青柳のかづらき山に春風ぞふく

• 花さそふなごりを雲に吹きとめてしばしはにほへ春の山風

• たへてやは思ひありともいかがせんむぐらの宿の秋の夕ぐれ

• み吉野の山の秋風さ夜ふけてふるさと寒く衣うつなり
  • 藤原定家の『小倉百人一首』にも収録。

• うつりゆく雲に嵐の声すなり散るかまさきのかづらきの山

• 草枕むすびさだめむかた知らずならはぬ野辺の夢のかよひ路