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土井晩翠
土井晩翠(1871 - 1952)[編集]
どい ばんすい、日本の詩人。
荒城の月(こうじょうのつき)[編集]
原題『荒城月』明治三十四年(1901年)
- 春高樓の花の宴 めぐる盃影さして 千代の松が枝わけいでし 昔の光いまいづこ
秋陣營の霜の色 鳴き行く雁の數見せて 植うるつるぎに照りそひし むかしの光今いづこ
いま荒城のよはの月 變らぬ光たがためぞ 垣に殘るはただかつら 松に歌ふはただあらし
天上影は變らねど 榮枯は移る世の姿 寫さんとてか今もなほ ああ荒城のよはの月
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