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(ひかり)に関する引用句、諺。

引用句[編集]

  • 人の光を借りて我が光を増さんと欲する勿れ -森鴎外
    『知慧袋』より
  • 神は云った。「光あれ」。すると光が出来た。 -聖書
    Dixitque Deus: "Fiat lux!" Et facta est lux.
  • は光である、/しかし決して近づきえぬ光のなかにのみ/永遠より住まうのではない、住まうのは君のうち、/造られざる輝く本質の明るい流出として。- ジョン・ミルトン、『失楽園』III, 3-7
    • ... since God is light, / And never but in unapproached light /Dwelt from Eternitie, dwelt then in thee, / Bright effluence of bright essence increate.
  • 夕されば螢よりけに燃ゆれども光見ねばや人のつれなき-紀友則
    『古今和歌集』
  • は、の頃はさらなり。闇もなほ。の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。など降るもをかし。 -清少納言『枕草子』
  • てらす月のひかりともろもろに 行すへすゞしのそら -阿部重次
  • 太陽は沈み、また上る。/けれどぼくたちには、短い光が沈んだら、/永遠に続く夜の眠りがあるだけ。/ぼくに千回口付けをしておくれ。-ガイウス・ウァレリウス・カトゥルス
    • ラテン語: Soles occidere et redire possunt:/Nobis cum semel occidit brevis lux/Nox est perpetua una dormiena/ Da mi basia mille
    -CARMINA, XI
長崎の原子爆弾を詠んだ短歌。
  • 久方のひかりのどけきの日に しづ心なくのちるらむ -紀友則
    藤原定家の『小倉百人一首』にも収録。
  • 光なき谷には春もよそなればさきてとくちる物思ひもなし -清原深養父
  • 一 薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花サク。 ナニゴトノ不思議ナケレド。/二 薔薇ノ花 ナニゴトノ不思議ナケレド。 照リ極マレバヨリコボルル。 光コボルル。 - 北原白秋『白金乃独楽』
  • 光を和らげ、塵と同じうする。-老子
    和光同塵。
  • 四月の気層のひかりの底を
    唾し はぎしりゆききする
    おれはひとりの修羅なのだ --宮沢賢治

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  • "All that glitters is not gold."-英語の諺
    直訳:光るものすべてならず。