出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
阿倍仲麻呂
奈良時代の日本人の官僚。遣唐使として中国に渡り、科挙に合格し玄宗に仕えた。一度日本への帰国の途に着いたが、難破し、長安に戻って栄進し唐土に客死した。中国名を晁衡または朝衡と伝える。
- あまのはらふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも
李白「哭晁卿衡」
- 日本晁卿辭帝都
- 征帆一片遶蓬壺
- 明月不歸沈碧海
- 白雲愁色滿蒼梧
- 日本の晁卿帝都を辭す
- 征帆一片蓬壺を遶(めぐ)る
- 名月帰らず碧海に沈み
- 白雲愁色蒼梧に滿つ
王維の項も参照。
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