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- いはら さいかく。江戸時代初期の浮世草子、人形浄瑠璃作者、俳諧師。 大晦日定なき世の定かな 辻駕篭や雲に乗り行く花のやま 山茶花を旅人に見する伏見かな ししししし若子(わこ)の寝覚の時雨かな 茶をはこぶ人形の車はたらきて 花はつぼみ嫁は子のない詠(ながめ)哉(かな) 通ひ路は二條寺町夕詠 長持に春ぞ暮れゆく更衣…1キロバイト (206 語) - 2022年11月24日 (木) 07:44
- うららかな朝の焼麺麭(トースト)はづかしく 湯あがりの素顔したしも春の昼 永き日や相触れし手は触れしまま 二上山(ふたかみ)を瞻(み)てをりいくさ果てしなり 山茶花(さざんか)やいくさに敗れたる国の かたはらに鹿の来てゐるわらび餅 暮れそめてはつたと暮れぬ秋の暮 片恋やひとこゑもらす夜の蝉 寒の闇煩悩とろりとろりと燃ゆ…2キロバイト (371 語) - 2012年11月17日 (土) 22:01
- 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 鶏頭の十四五本もありぬべし 夏嵐机上の白紙飛び尽(つく)す 若鮎の二手になりて上りけり 雪残る頂一つ国境 来年やあふき咲いても逢はれまじ 山茶花のここを書斎と定めたり 死の半日ほど前、紙を貼りつけた画板を妹の律に用意させ、そこへしたためた辞世の句。これらの句にちなみ、子規の忌日を糸瓜忌と呼ぶ。…4キロバイト (719 語) - 2020年7月20日 (月) 08:16
- は源氏物語「須磨」巻よりの引用。松風村雨は中世伝承、能曲『松風』の元となった。後半は『平家物語』を念頭におくか。 旅人と我名よばれん初しぐれ また山茶花を宿やどにして 鷹一つ見付てうれしいらこ崎とり 若葉して御めの雫ぬぐはゞや 蛸壺やはかなき夢を夏の月 憂き我をさびしがらせよ閑古鳥 梅若菜丸子の宿のとろろ汁…10キロバイト (1,890 語) - 2022年5月29日 (日) 08:49