「紀友則」の版間の差分

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紀友則は平安時代の歌人であり三十六歌仙のひとりである。[[紀貫之]]いとこ。
きのとものり。平安時代中期の歌人三十六歌仙の。[[紀貫之]]いとこ。
===『古今和歌集』===
*久方の ひかりのどけき [[春]]の日に しづ心なく [[花]]のちるらむ  
*花の香を風のたよりにたぐへてぞ鶯さそふしるべにはやる
*:『古今和歌集』。[[藤原定家]]の『小倉百人一首』にも収録。

*きみならで誰にか見せむ梅の花色をも香をもしる人ぞしる
*久方のひかりのどけき[[春]]の日に しづ心なく[[花]]のちるらむ  
*:[[藤原定家]]の『小倉百人一首』にも収録。

*音羽山けさ越え来ればほととぎす梢遥かに今ぞ鳴くなる

*雪ふれば木ごとに花ぞさきにけるいづれを梅とわきてをらまし
*:「木ごと」(木毎)は、梅をあらわしたもの。漢詩の技法である離合詩を採り入れた和歌。

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[[Category:歌人|き 紀友則]]
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2005年4月24日 (日) 23:14時点における版

紀友則

きのとものり。平安時代中期の歌人。三十六歌仙の一。紀貫之はいとこ。

『古今和歌集』

  • 花の香を風のたよりにたぐへてぞ鶯さそふしるべにはやる
  • きみならで誰にか見せむ梅の花色をも香をもしる人ぞしる
  • 久方のひかりのどけきの日に しづ心なくのちるらむ  
    藤原定家の『小倉百人一首』にも収録。
  • 音羽山けさ越え来ればほととぎす梢遥かに今ぞ鳴くなる
  • 雪ふれば木ごとに花ぞさきにけるいづれを梅とわきてをらまし
    「木ごと」(木毎)は、梅をあらわしたもの。漢詩の技法である離合詩を採り入れた和歌。


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