出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
Jump to navigation Jump to search

に関する引用。タチバナ、マンダリンオレンジとも書く。

橘の花[編集]

  • 橘のにほへる香かも霍公鳥鳴く夜のにうつろひぬらむ --大伴家持(万葉集)
    橘乃尓保敝流香可聞保登等藝須奈久欲乃雨尓宇都路比奴良牟
  • 五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする --よみ人しらず(古今和歌集)
  • 五月雨の空なつかしく匂ふかな花橘に風や吹くらむ --相模(後拾遺和歌集)
  • 夕暮はいづれの雲のなごりとて花たちばなに風の吹くらむ --藤原定家(新古今和歌集)
  • 誰かまた花橘に思ひ出でむ我も昔の人となりなば --藤原俊成(新古今和歌集)
  • しのばじな我もむかしの夕まぐれ花橘に風はすぐらむ --藤原俊成女『俊成卿女集』
  • あらざらむのち偲べとや袖の香を花橘にとどめ置きけむ --祝部成仲(新古今和歌集)
  • いにしへを花橘にまかすれば軒のしのぶに風かよふなり --式子内親王『式子内親王集』
  • 橘のにほふあたりのうたたねは夢も昔の袖の香ぞする --藤原俊成女(新古今和歌集)
  • ももしきの庭の橘思ひ出でてさらに昔をしのぶ袖かな --土御門院『土御門院御集』
  • 五月待つ花のかをりに袖しめて雲はれぬ日の夕暮の雨 --宇都宮景綱(玉葉和歌集)
  • 袖の香は花橘にかへりきぬ面影みせようたたねの夢 --二条為子(新千載和歌集)
  • 袖の香を花橘に残してもわが昔には思ひ出もなし --後崇光院(永享百首)