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ことば

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
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ことばに関する引用と諺。

出典の明らかなもの

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  • はじめに言があった。言はと共にあり、言は神であった。--新約聖書『ヨハネによる福音書』1:1-3
Εν αρχη ην ο λογοs, και ο λογοs ην προs τον θεον, και θεοs ην ο λογοs.
言(ことば)はλογοsの訳語、音訳でロゴスともいう。キリスト教ではキリストのこと。
  • また祈るとき、異邦人の如くいたづらに言を反復すな。彼らは言多きによりて聽かれんと思ふなり。--『マタイ傳福音書』6:7
  • 無益な語句を千たび語るよりも、聞いて心の静まる有益な語句を一つ聞く方が優れている。 --『ダンマパダ』第8章§100
  • 志貴島の日本(やまと)の國は事靈の佑(さき)はふ國ぞ福(さき)くありとぞ
    志貴嶋 倭國者 事霊之 所佐國叙 真福在与具 --柿本人麻呂『萬葉集』 3254
  • 神代より言ひ傳て來らく そらみつ大和の國は 皇神(すめかみ)の嚴くしき國 言靈の幸ふ國と 語り繼ぎ言ひ繼がひけり
    神代欲理 云傳久良久 虚見通 倭國者 皇神能 伊都久志吉國 言霊能 佐吉播布國等 加多利継 伊比都賀比計理 --山上憶良『萬葉集』 894
  • 借物の思想を得々と語るくらいなら、思想は永久に外部にあって、その外部の思想へ向って人をしゃにむに推し進める抽象的情熱だけを、語りうるもの告白しうるものと考えたほうがずっといい。--三島由紀夫『林房雄』
  • 即ち、最初に使つた一つの言葉が、思想の方向を定めたり、文體や文の調子を支配するに至ると云ふ結果が、屢〻起るのであります。--谷崎潤一郎『文章讀本』

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関連項目

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外部リンク

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Wikipedia
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