花野

出典: フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
花野

花野(はなの)に関する引用。

引用[編集]

  • の野に咲きたる花を指(および)折りかき数ふれば七種(ななくさ)の花 --山上憶良
    秋野尓 咲有花乎 指折 可伎數者 七種花
    万葉集』巻八・秋雑歌、1537
  • 秋萩の花野のすすき穂には出でず我(あ)が恋ひわたる隠(こも)り妻はも
    秋芽子之 花野乃為酢寸 穂庭不出 吾戀度 隠嬬波母
    『万葉集』巻十・秋相聞、2285
  • 秋の野を分けゆくにうつりつつわが衣手は花の香ぞする --凡河内躬恒
    『新古今和歌集』秋上、335
  • 露すがる花野の薄おのれのみ草のたもとの秋や知るらん --藤原為家
  • 秋萩の咲くや花野の露分けて衣にすらん人なとがめそ --藤原隆博
    『玉葉和歌集』
  • 松葉掻く人かすかなる花野かな --信徳
  • 松明(まつ)消して少し見ゆる花野かな --蕪村
  • わがが蜻蛉(とんぼ)返りの花野かな --一茶
  • なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな --与謝野晶子
  • こよひ花野の夕づくよ
    君待ちくらす心地して
    月映(つきばえ)あかり面(おも)はゆき
    すゞろ心の胸のときめき。--薄田泣菫「待ごころ」
  • 川がつなぐ街をたどれば思い出は生まれる前の花野を行けり 佐伯裕子 「流れ」2013