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2018年8月18日 (土) 08:57時点における版
出典の確かなもの
- 高砂のをのへの桜咲きにけり外山のかすみたたずもあらなむ --大江匡房
- 『後拾遺和歌集』
- 山たかみ都の春を見わたせばただひとむらの霞なりけり --大江正言
- 『後拾遺和歌集』
- 吾邦(わがくに)ににてかすみと云ふものは、漢土(もろこし)に云ふ靄(あい)の字に当たれり --『栞草』(曲亭馬琴編・藍亭青藍補)
早春の霞
- 春立つといふばかりにやみ吉野の山もかすみてけさは見ゆらん --壬生忠岑
- 『拾遺和歌集』
- きのふかもあられ降りしは信楽の外山の霞春めきにけり --藤原惟成
- 『詞華和歌集』
- ほのぼのと春こそ空にきにけらし天の香具山霞たなびく --後鳥羽天皇
- 『新古今和歌集』
浅緑と霞
- あさみどり野べの霞はつつめどもこぼれてにほふ花桜かな --よみ人しらず
- 『拾遺和歌集』
- あさみどり花もひとつに霞みつつおぼろに見ゆる春の夜の月 --菅原孝標女『更級日記』
- あはれなりわが身のはてやあさみどりつひには野べの霞と思へば --伝小野小町
- 『新古今和歌集』