秋風

秋風（あきかぜ）は秋に吹く風のことである。

引用

• 星逢のゆふべすずしき天の川もみぢの橋をわたる秋風 -- 藤原公経『新古今和歌集』収録
• みよし野の山の秋風さ夜ふけて 故郷さむく衣うつなり -- 参議雅経『新古今和歌集』『小倉百人一首』収録
• 秋風にたなびく雲のたえ間よりもれいづる月の影のさやけさ -- 左京大夫顕輔『新古今和歌集』『小倉百人一首』収録
• 夕されば野辺の秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里 -- 藤原俊成『千載和歌集』収録
• 尾上より門田にかよふ秋風に稲葉をわたるさを鹿の声 -- 寂蓮『千載和歌集』収録
• 都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関 -- 能因『後拾遺和歌集』『古今著聞集』収録
• 秋風の吹きのこしてや鶏頭花 -- 与謝蕪村『蕪村句集』
• 秋風のうごかしてゆく案山子かな -- 与謝蕪村『蕪村句集』
• 秋風秋雨、人を愁殺す。 -- 秋瑾
  • 秋風秋雨愁煞人。

帰せられるもの

• 秋風一夜百千年 -- 一休

関連項目

• 秋
• 風
• 春風